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皆、異能の人間だもの  作者: はむさん
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第三話

彼処に2人の「ムラカミ」がいる。

初撃の後、風が目の前を1つ通り過ぎたところで脳が動いた。目をぐりんと働かせる。2人は正面に立ち会って戦っている。


奥のムラカミ?が両手のナタをもって執拗に体の側面を狙う。

腿。 

脇腹。 

手首。  

肩。と下から上に乱撃を放つ。

これを、駆けつけたこちら側に立つムラカミが動きの出どころを刀身の長さで牽制し、

抑える。

守る。

状況は以前として奥が攻勢に見える。

わたしはわたしの正義に則り、手前に加勢することにした。

少し重量のある目の前の枝が乾燥していることを確認すると、それの先を燃やす。

思いっきり奥のムラカミ?に投げつけると、突然に火が飛んできたので、攻めていたはずの彼が身構えた。

その隙にムラカミは刀を手首に当てた。

ナタを持つ手から血が流れる。

流れる血が以外にも多いのと、手の片方が不能になったためか、彼は戦闘をやめて逃げていった。

戦闘が終わったのを確認した手前の彼は、その場にへたり込んだ。腕には浅い切り傷も見えた。

わたしが彼に声をかけようとし、彼もわたしに声をかけようとしたが周りには市中を守る憲兵が集まっていた。襲われた市民が通報したのだろう。

私たちは近くの学校の医務室へと連れていかれた。

風はすでに5つ通り過ぎていた。



わたしと彼は別々に事情を憲兵に調べれられた。というのも、わたしは直接戦闘には参加しなかったので傷を負わなかったが、彼は暴漢に対峙したことで腕にいくつかの傷ができていた。

医務室行きだ。

憲兵が一通り事情を聞き、事件を持ち帰っていったのを確認するとわたしは医務室に入った。


「っ!……」

ムラカミは言葉を探すも見つからないという様子だ。わたしから話しかけることとなった。


「彼は、君の知り合いかい?」

深く潜らずに…相手に委ねる。


「アレは俺の弟さ。」


「驚いた。」

シナプスが光るよりも速く、音声が出た。



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