表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
烏丸一のニートな日常  作者: 宇治翡翠
2/8

朝1

2020/03/21に本文及びサブタイトルの変更をしました。


4月8日月曜日俺は7時30分に目が覚めた。

「始まっち待ったな、今日の一日」

俺はその後カーテンをつかみ勢いよく左右に開けた。

「おぅ眩しっ!」

暗かった俺の部屋が朝日で明るくなる。

天気晴れ外は暖かそうだ。


<トン トン トン トン トン>


誰かが勢いよく階段を上がってくる。


<トン トン トン トン トン ガチャ>


そしてその音は俺の部屋の前で止まり部屋が開いた。


「お兄ちゃん!起きてください!朝ですよ!ってあれ?部屋明るいしお兄ちゃんいない 三月やよい部屋間違えたかな?お姉ちゃーんお兄ちゃんがいなーい」

「そんなわけないでしょ三月、あんた部屋間違えたんじゃないの?」

「(クンクン)お兄ちゃんのにおいだ!部屋はあってるけどー!」

「よぅ三月、朝から騒がしいな」

「だって居るはずのお兄ちゃんが居ないんだよ!」

「おぅそうかそれは困ったな!俺なら今お前としゃべってるがな!」

「お兄ちゃんいたー!いつからそこにいたの?」

「おい三月今俺お前としゃべってただろ!」


こいつ俺の存在に気付いていなかったのか?

それに今しゃべっただろ!


「俺を起こしに来たのか?」

「そう三月、お兄ちゃんを起こしに来たのです!だから早く起きて!」

「起きてるよ」

「起きたらカーテンを開けてください!」

「開いてるよ!」

 こいつ目ついてるか?


「おい三月!部屋はいるときノックしろといっただろ!」

「だって朝いつもノックしてもお兄ちゃん寝てるしどうせノック意味ないと思ってノックしなっかったんだもん!」

「そうかでもノックしろ!」

「ノックのことは分かりましたー!それより早く起きて!!」

「だから起きてるだろ!!」

「早く下おりてきてね!でないとえーとなんだっけ?えーとそのーなんかが遅れちゃう!」

「なんかってなんだよ?分かったよすぐ降りるよ」


三月のやつ自分の入学式忘れたのか?

そうかあいつバカだもんな。

バカでも入学式くらいおぼえているだろ普通。

俺は布団をたたんでから下に降りた。


「あっ兄さんおはよ」

「おぅ、二葉ふたばおはよ」

「あっお兄ちゃんだ、おっはよー!」

「おい三月お前さっき俺の部屋であったよなー?」

「だっておはようって言ってもらってないんだもーん!」


めんどくさい彼女見たいだな。


「お兄ちゃん早く朝飯食べて用意して!」

「おぅ分かった」

「お姉ちゃんはえーとそのー保護者の人とかが式とかで着てる服とってきてー」

「スーツな三月、おぼえとけ!」

「別に忘れてたわけじゃないんだからね!」

「何でツンツンしてんだよ」

「お姉ちゃんそのえっとーそうスーツお父さんの部屋からとってきてー!」

「分かったわ!」


きょうの朝ごはんなんだろ?

パンにウィンナー、ベーコン、目玉焼き、サラダ、ヨーグルトそれと牛乳か。

「普通だな!」

「だって急いでたしこんなのしか作れなかったんだもん!」

「おぅそっかいや十分だろ!」

「なぁ三月そんなに急いでるけど今7時40分だぞ!何時学校集合なんだ?」

「確かHR8時30分て書いてたと思う、だから8時半までに行けばいい」


入学式で8時30分集合ってなんか変だな。

だって俺の時9時半集合だったぞ!

まぁはよ着くのは別に遅れるよりはいいし三月を信じるか。

俺はその後朝飯を食い終わった。


「三月おいしかったぞ!」

「ほんとー?うへへへー、褒められると作りがいがあるなー!」


ちょろいな


「兄さん服持ってきたわよ」

「おぅそうかありがとなって少し質問してもいいか?」

「なに?」

「なぁこれスーツか」

「スーツじゃないわ制服よ」

「制服よじゃねえよ、スーツ持って来いよ!」

「兄さんなら別に制服着ててもおかしくないと思ったのよ」

「いやおかしいだろ、制服着てるやつがなぜ保護者席座ってるんだよ」

「そう考えると確かにおかしいわね」

「OBとして参加するなら制服でいいが保護者としてだからなやっぱスーツがいいな!」

「兄さん朝飯食い終わってるんだから自分で行けば?私行っても兄さんのサイズ分からないし」

「いや、めんどい」

「三月が代わりに行ってきます!」

「ありがとな三月、ってお前俺のサイズ分かるのか?」

「お兄ちゃんの事なら何でも分かります」

「おぅそうか」


こうして三月は俺の代わりにいや二葉の代わりに?スーツを取りに行ったのである。


「(いやー使える妹たちで助かるなー、楽できるし)」

「兄さん何か言った?」

「いや何も言ってない」


声に出てたのか?

まぁいいや。

学校集合時刻まであと35分家はバタバタ騒がしいのであった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ