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烏丸一のニートな日常  作者: 宇治翡翠
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0章 プロローグ

何もかもがめんどくさい。

動くのだってめんどくさい。

ずっとこのまま布団の中にいたい。

あぁ布団は暖かくて最高だぜ!


俺の名前は烏丸一からすまはじめ、今年で16、無職ニートだ!

何で俺が高校に行かず無職なのかって?

答えはただ一つ高校に行くのがめんどくさかったからだ。

だってみんなもそう思うだろ?

義務教育が中学校で終わったのに何で高校まで行って勉強しなくてはいけないんだとね。

別に勉強が嫌いなわけではない。

どちらかというと勉強は好きなほうだ。

だが勉強をするのはあまり好きではない。

勉強をする、椅子に座る、勉強道具を広げる、シャーペンを持つ、間違えたとこを消しゴムで消す、この動作全部がめんどくさいんだ。

そんなめんどくさがりな俺でも中学のころは生徒会副会長であり学年次席でもあった。

自分でいうのは何だがつまり俺はエリートだったんだ。

そんな俺だったから高校の勉強を中学の頃独学で勉強してたこともあったし今んところ高2の勉強はマスターできているつもりだ。

何だ勉強してるじゃんと思うだろ?

俺が本格的にめんどくさがりになったのは中3の12月くらいからなんだ。

高校の勉強はめんどくさがりになる前の中3の5月くらいからやり始めた。

もちろんいろんな高校から推薦がきたよ。

けど高校の勉強はもうできるしそれに高校に行くのもめんどくさいからすべて断った。

もったいないと思うかもしれない。

あの時は進路指導の先生にとても心配された。

だが高校に行くのがめんどくさかったので高校にはいかない道を選択した。

それから中学の卒業式後ずっと俺は家にいる。

家は最高だ!

一番最高はやはり布団だ!

もう家から出たくないぜ!

だが明日は絶対に家から出なくてはいけない。

なぜかって?

明日4月8日月曜日は双子の妹たちの鴨川東中学校の入学式だからである。

俺はついていかなくてもいいはずだったんだが、父親は大学の教授をしていてずっと研究室に引きこもっているし、それに母親は転勤で名古屋のほうでエンジニアとして働いていて忙しくて入学式に来れなくなったらしいから結果として俺が行くことになった。

ちなみに俺と妹たちが暮らしているのは京都府京都市東山区である。

金には不自由ない家庭だから家はほかの家庭に比べると一回りくらい大きくよく親せきや友達が遊びに来る。

別にわざわざ来てくれなくていいのに。


今の時間は午後10時30分くらいか。

明日忙しいみたいだし今日はもう寝るか!


こうして俺と妹たちの3人の生活の物語りが始まる!








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