人物紹介その6 地球
忘れないためのメモ
石野正
ルーナが罪滅ぼしのために幾度となく転生し続けた世界“地球”その最後の転生先となった東京で出会った強く優しい刑事
一度はこの場所で死に、ルーナの前の体の死体も見つかっているのだが、その事件と死体の身元の調査をしていた時、次元渡りによって戻って来たルーナと出くわす
死体とそっくりな少女に驚き、保護(その時のルーナは髪の色は白く眼の色は金色で人の姿をしていた)
少女の素性を徹底的に調べたが身寄りもないので自らの幼女にする
その後別世界からきた女騎士の襲撃によりルーナと離れ離れになる
その時の襲撃事件は怪我人一人いなかったため集団催眠によるものとして片づけられた
だが、石野自身は助けてくれたルーナを目撃しており、感謝している
ルーナはあまり感情を出そうとしなかったがだんだんと石野に慣れて少しづつ心を開いていた
石野はその能力を高く買われ本部に上げられる予定だったが、現場が好きだと断ったためキャリアからは外れている
タバコが好きで、いつも8ミリのタバコを吸っているのだが、このところ気楽に吸える場所が少ないため肩身が狭い
髪の色は白髪交じりの黒で短髪
目の色も黒
人間、日本人
歳は60歳の還暦
義父(ルーナが本来の世界に戻る前最後の転生先だった家族)
本来は真面目な性格だったが、もともと務めていた会社で上司に自らの手柄を横取りされた上に横領の罪をなすりつけられた
どうやら会社は警察に介入されるのが嫌だったので捕まりこそしなかったものの彼は解雇された
その後はすっかり擦れてしまい、妻の連れ子である少女を幼いころから虐待し続けた
薬にも手を染め、かなりの中毒者である
妻との間には子供はできず、それが輪をかけて少女を嫌う原因ともなってしまった
現在裁判中だが本人たちが弁護士も立てていないので実刑になると思われる
髪の色は黒でぼさぼさの長髪
目の色も黒
やせ型
歳は30歳
母(同上)
もともとは少女に優しかったのだが、前の夫と別れてからは冷たくなっていた
夫を思い出させる少女が嫌だったのだろう、現夫と共に虐待(主にネグレクト)していた
現夫と同じく薬に手を出し、中毒者となっている
もはや何もかもどうでもいいと思っている
夫と同じく裁判中
髪の色は矢や茶色がかった黒でロング
目の色は濃い茶色
やせ型
歳は28歳
ひき逃げされ死んだ少女
ルーナの転生した体の一つ
罪滅ぼしのために不幸な境遇を受け続けていたが、この体を最後にすべての罪をやっと償えた
現在死体は鑑識のところにあり、まもなく葬儀が行われる予定
両親には虐待され、逃げ出してすぐに不幸な事故で死ぬという境遇に世間は皆同情している
そのためか、事故現場には献花台が設けられ、連日人が訪れている
髪の色は黒で腰まである長い髪
目の色はなぜか金色
ガリガリと言っていいほどやせている
歳は10歳