縛バグ.1
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
ねむすぎるわ!ってことで
ネム杉 るわ です。
この小説に興味を持っていただいたことに
深く心から感謝します。
「ねぇ、おばあちゃん。これなぁに?」
妖蛇 うるか(ヨウジャ ウルカ)は代々京都に伝わる
名家・妖蛇家の直系の子供であった。
「これはねぇ、この白い蛇さんが
守ってくれるよ〜っていう証なんだよぉ。」
うるかが祖母から渡されたペンダントには
白い蛇の絵が書かれていた。
このペンダントを
守り続けると白い蛇の御加護を授かれるという
妖蛇家の迷信。
代々妖蛇家の女がペンダントを守り続けていた末に
祖母は病。いつ死ぬかも分からない。
妖蛇家の者で話し合うと
うるかが5歳という若さでも渡すべき
という判断に至ったのだ。
「うるつよいもん!
守ってもらわなくてもいいもん!」
「蛇さんが力貸してくれるんやから、
ありがたいと思いながらつけなあかんよぉ笑」
そして、そんな話をしていたの3ヶ月前。
うるかの祖母は死んだ。
「おばあちゃん、!!
うるしんじゃあやよ!!」
うるかは祖母の棺桶の上で涙を流した。
その涙は蓋のせいで祖母の頬にも届かず
乾いていった。
うるかが泣いてる中。
その周りで祖母の親族や傍系の血族などが
相続人を探していた。
「きっとあの子には若すぎるわ…」
「俺が貰うべきに決まってる!
俺はこの家のために貢献しているのだ」
「あの泣いてる若い子は
潤子さんのお孫さんですってねぇ」
葬儀をしていた妖蛇家の本家の広間では
人の多さと話題の大きさで静まることがなかった。
「「「静粛に!!」」」
そんな広間の中央で大きな声を上げたのは
うるかの祖父、そして祖母である潤子の夫
妖蛇 樽彦だった。
樽彦の声に脅かされ、驚かされるように広間は
誰もいないかのように静まる。
「相続人は…私が務める」
樽彦がそう言った瞬間広間はさっきよりも
大騒ぎ。
普通なら樽彦が元々相続を持っていて、
相続人に潤子が務めることはなかったのだ。
だが2人の結婚当時、
元相続人・当主であり樽彦の父が死に、
相続人を探していた時期だった。
そして樽彦に一寸たりとも
信用されてないと感じていた潤子は樽彦に
「相続を私に継がせてください」
と切り出し、それを許可してから今日まで
相続人は潤子が受け継いでいた。
「失礼なお話になってしまいますが、
樽彦さんはもうお年ですので…きっと…」
「誰だ、名を名乗れ。」
「私、潤子さんの姪にあたる。
桃蛇 冠次と申します。」
冠次はメガネに腰まである黒髪。
まさに優等生という見た目をした小学二年生だった。
「冠次、お前の発言力は褒めてやろう。
だが覚えておけ、今のお前の言葉の力は弱いぞ」
「はい…わかっております。」
色々な話を朝から夜までした。
9:00から始まった葬式も、身内内だけで行うと
19:00まで続くことを知った。
今まで話していた話が無駄だったかのように
相続の話は時間の中で合計30分程で決まった。
そして
うるかが妖蛇家に生まれ、育ち、15年がたった。
ここまで見てくれた方
ほんとうにありがとうございます。
以上、ねむすぎるわ!がチャームポイント
ネム杉 るわでした。




