表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/191

結末は興味深いものになりました 〜ボロクソ言われて婚約破棄されましたけれども〜

「君はどれだけ言っても駄目なところを改善する気がない。よって、婚約は破棄とする」


 婚約者ウィズリーがある日突然そんなことを言ってきた——鼻を歪ませながら。


「君のような駄目人間を妻にするなど、我が人生最大の汚点。妻のせいで恥をかかされるのは絶対にごめんだ。ということで、君とは本日をもって他人となる。もう二度と現れるな、顔を晒すな、君とは永久に会いたくない。ではな。さらば」


 こうして私は婚約破棄されてしまったのだった。



 ◆



 あれから数年。

 私は今、翻訳家として働いている。


 婚約破棄された後に夢のために学ぶことを選び、勉強期間を経て、何とかこの職に就くことができた。


 今はとても充実している。


 そういえば、これは最近知ったことなのだけれど——ウィズリーはあの後酔っ払った際に痴漢行為を働いてしまい、社会的地位を含むこれまで築いてきたものすべて失うこととなったそうだ。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ