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急に婚約破棄されてしまいました。〜動じず幸せに暮らします〜

 それはある日のこと、婚約者ヴェリズに呼び出されたと思ったら。


「君との婚約を破棄としたい」


 いきなりそんなことを告げられた。


 さすがにいきなり過ぎないか、理由を教えてほしい、そういうことを言ってみたけれど……すべて無駄だった。

 彼は婚約破棄の理由を説明する気はなかったみたいだ。


 そうして私は彼に捨てられた。


 けれども不幸になんてならない。

 むしろ幸せになってみせる。



 ◆



 早いもので、あれから十年が経った。


 私は実家で家業の手伝いをしつつ趣味に没頭する日々を楽しんでいる。

 しなくてはならないことがたくさんあるので忙しいけれど、その中でも楽しいことや嬉しいことはいっぱいあって、毎日充実している。


 そういえば。


 ヴェリズはあの後オカルト好きの友人に誘われ新興宗教に加入し、財産を奪われたうえ廃人となってしまったそうだ。



◆終わり◆

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