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理不尽な婚約破棄なんかで挫ける私ではありません!

「君は本当に可愛げがない。しばらく見てきたがどこまでも可愛くない。よって、君との婚約は破棄とする」


 婚約者フリュベルはそれが当たり前であるかのように告げてきた。


「待ってください。いきなり過ぎます。きちんとした理由を教えてください」

「知らん」

「そんなのはめちゃくちゃ過ぎます」

「知るか。さっさと去れ、消えろ」


 こうして私たちの婚約は破棄されることとなった。



 ◆



 あれから数年が経った。

 私はフリュベルとは結ばれなかったが、その後知り合った精密機器店の息子と結婚し、今は二人で穏やかに暮らしている。


 彼と結ばれたことは、言葉にならないくらい幸せだ。


 ちなみにフリュベルはというと、あの後女性関係で揉め事を起こしてしまい、社会的地位を失ってしまったらしい。しかもそれだけでは済まず。その直後に酒を飲んで暴れる事件を起こして数名の負傷者を出し、治安維持組織に拘束されたとのことだ。



◆終わり◆

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