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婚約破棄? それが何よ。私は私で生きていく、それだけよ。

「君とはもう共には生きない。婚約は破棄とする」


 婚約者ハビル・ブローケンからそう告げられた。


「そう。分かったわ。ではこれでお別れね、さようなら」


 その日私は彼のもとから去った。

 彼と話すことなんてない、そう思っていたから。


 その後私はとある大会社に就職。そこで地道に働き、信頼を築き、地位を高めていった。そして、やがて、力ある地位につくことができた。


 女性であっても認めてくれる会社だったことは大きかったし幸運だったと思う。

 その点、感謝したい。


 ちなみにハビルはというと、あの後酒と女に溺れ、肝臓やら何やらいろんなところを悪くして早くに亡くなったそうだ。



◆終わり◆

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