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もういいですよ! そんなさくっと婚約破棄するなら、私だってさくっと幸せになってみせます!

「あのさ、お前にはもう飽きたからさ、婚約破棄させてもらうわ」


 婚約者フィルーンは急に告げてきた。


 彼はさくっと私を切り捨てたのだ。


 でもいい!

 私は彼には執着しない!



 ◆



 あの後私は行きつけの本屋の常連客である青年と親しくなり結婚した。

 今は二人で一つの屋根の下に暮らしている。


 趣味が合うということもあって、私たちはいつだって仲良しだ。


 ちなみにフィルーンはというと、あの後酒の飲みすぎで肝臓を悪くしてしまい、治療のかいなく若くして亡くなってしまったそうだ。


 ただ、どんな状態になっていても、彼は酒の瓶だけは手放さなかったそうだ。



◆終わり◆

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