表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/191

夏の終わり、私は婚約破棄され、そして夢へと進むのです。

 それは、暑い夏が終わりに差し掛かった頃。


「リリー、悪いが、君との婚約は破棄とするよ」


 婚約者からはっきり言われてしまった。


「そんな……なぜ……?」

「もう君といたくないんだ。それだけだよ。じゃあ」


 こうして私たちの関係は終わりを迎えた。



 ◆



 婚約破棄からかなりの時間が経ち、私はこの夏学園を卒業する。


 そう、私はあれから医師となるための学校へ通っていたのだ。


 きっとこれからもいろんな困難があるだろう。厳しい道を目指そうとしていることは分かっている。ただ、それでも私はもう決めたのだ、この道を行くことを。


 未来は明るい。


 どんな苦しみもはねのけて、私は人々の役に立てるような私になってみせる。


 ちなみに元婚約者の彼はというと。

 女と酒に溺れ、やがて犯罪に手を染めてしまったそうだ。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ