プロローグー1 真っ白な世界
おはようこんにちはこんばんは!タカ猫です。これが初めての投稿なので、暖かく読んでくれると嬉しいです。よろしくお願いします!
「ここは、どこ....?」
見覚えのない真っ白な天井。
それが、目を開けた私が初めて見たものだった。
身体を起こして辺りを見回しても、見えるのは、白、白、白。白だけの世界。
何ここ。なんにもないし、真っ白だし、怖いんですけど。え、ていうか、なんで私ここにいるの?誘拐?やだー、明日友達と遊ぶ約束しちゃったんだけど、どうしよう。
パニックになって、色々なことが浮かんでは消え浮かんでは消えを繰り返していると、いきなり目の前が輝きだした。
「こんにちは、人の子よ。私の名はかm「えっ、なんか来た、誘拐犯?誘拐犯なの?それとも
変態?やだ怖い誰かー!お巡りさーん!」...あのー、落ち着いて、誘拐犯ではないから、ね、お願い、落ち着いて?ね?ね?」
「いやー、誰かー!変態ー!痴漢ー!悪霊退散ー!」
「そんな事しないから、落ち着いてよ!あー、もう!」
「!!」
目の前の人がキレた瞬間、声が出なくなった。口を動かしても、パクパクするだけで、声は出ない。
声が出せない!?どういうこと?私なにかした?もしかして、目の前の人が...?
「そうですよ、私がやりました。このままだと話を聞いてもらえなさそうだったので、仕方がないですね。」
少しすまなそうな顔をしながら、目の前の人は話しだした。
「私の名は神エミルナス。神川美鈴さん、残念ながら、あなたはお亡くなりになりました。」
私にとって、あまりにも信じがたい、信じたくない事を。
週2.3話のペースで投稿したいと思います、お願いします。