表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強魔王  作者: シャケ
第1章 入学式
4/10

魔話4 自己紹介

次の日


「皆さん、きちんと制服を着てきたようですね。では、自己紹介から始めましょうか。私はご存知の通りこのクラスの担任『サリア・ナル・クリスタル』です。これからよろしくね。じゃぁ、次は入学首席の『アベル』君お願い。」


「ああ。アベルだ、よろしく」


「はい。ありがとう、じゃぁ次は...」


はぁー、素質のあるやついないかな〜。


「次は、『ミオ・リル・グリアモール』さんお願い。」


「はい。」


ん?彼女は確かテスト4位だったはず。どれどれ彼女は、どんなものかな?


「『ミオ・リル・グリアモール』です。これからよろしくお願いします。あと、私の目は見ないようにしてください。」


ん?!あの目は?!


「私の目は、《破滅の魔眼》ですので見ないでください。」


やはり《破滅の魔眼》か、しかも覚醒していないとは。この歳にもなって覚醒していないということは、あれに到れる可能性があるということか。ぜひ、友達になりたいな!!


コソコソ

(マジか、《破滅の魔眼》かよ。)

(彼女が混沌の一人ですか。)

(綺麗ね。)

(綺麗ですね)


「皆さん、彼女の言っている通り気をつけてくださいね。では、次の人...」



◆◇◆◇◆◇◆



数十分後


「さぁ〜、自己紹介も終わった事ですし、次の授業に入りたいと言いたいところですが、少し休憩しましょう。あと、30分時間を取った後魔法の基礎学の授業をしたいと思います。皆さん、休憩してください。」


おっしゃ、やっと話しかけれるぞ!!彼女に!!


「なぁ、ちょっといいか?」


「え?!い、いいけど。」


「やった!!ねぇ、その眼凄いよね。」


「あ、あなたは私の眼を見ても倒れないのね。」


「うん、だって俺もその眼を持ってるから。ほら。」


そうして、俺は《破滅の神眼》を発動した。


「え?!私と同じ眼?!(でも、なんか少し違う様な?)」


「そう、これがあるから君とは眼を見て話せるよ。ねぇ、だからさぁ友達になろう。」


「ええ!友達になりましょう!!でも、びっくりしたわ。」


「どうして?」


「私と同じ眼、いや私よりも強い眼に会うのは初めてだもの。」


「へぇ〜、凄いね。これが普通の《破滅の魔眼》じゃないって気づくなんて。」


「だ、だって、私と同じ眼を持ってる人に会っても倒れるから。私の眼は普通じゃないから。」


おう、凄いな。普通じゃないって気づいてるとは。


「そうだよ、君の《破滅の魔眼》は普通の《破滅の魔眼》じゃない。覚醒前の《破滅の魔眼》だよ。」


「え?覚醒前って、どういうこと?《破滅の魔眼》はこの歳になったら皆覚醒してるわよ?」


「ああ、それは覚醒じゃなくて開放だよ。」


「開放?」


「うん、開放。開放っていうのはね、《破滅の魔眼》の威力を下げる行為だよ。しかも、この歳で開放してしまったから、真の解放に至ってもいないし覚醒も出来てない。」


「開放と解放って何が違うの?」


「全然違うよ。開放はね「さぁ、授業始めるわよ。」授業始まるね、話はまた後でね。じゃぁ、席戻るね。またね、ミオ」


「え、ええ、後でアベル」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ