魔話3 入学式
3日後
『やっとですね、主』
「ああ、そうだな。」
はぁー、なんか緊張するな。まぁ、落ちてないとは思うが。
『緊張しているのですか?』
「ああ、なんか大学浪人してもっかい受けて結果がどうなのか?って気になっているって感じかな?」
『言っている意味がよく分からないです、主』
「いや、わかなくても仕方ないよ。」
よし、校門前に着いたぞ。さぁ〜て、結果はっと?
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1位 アベル 点数200点
2位 クリス・ロール・ライオネス 点数190点
3位 アリア・サリー・ローズレイ 点数189点
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は?1位なのか?!やべぇ
『よかったですね、主』
「あ、ああ、でも実感わかないよ。あんな簡単なテストだからね。」
『そうですね、あのテストは少々馬鹿にしすぎかと。』
ああ。あのテストはさすがに簡単過ぎだけど1位取れたのは嬉しいな。
「はい、皆さんこれから学校について説明させていただきますので体育館に移動したいと思いますついてきてください。」
ああ、入学式か。
◆◇◆◇◆◇◆
体育館
「理事長挨拶」
「皆さん、ご入学おめでとうございます。……」
数十分後
はぁー、長いどこいったってお偉いさんの話は長いのな。
「はい、皆さんを各教室に案内した後そこにいる先生の指示に従って教科書や制服を受け取ってください。明日からあなた達は、この魔城バビルス学園に通う生徒という自覚を持って行動してください。それでは、案内を始めます。」
コソコソ
(サリバン先生が最後まで案内してくれるんだな。)
(そうみたいですね。嬉しい限りです。)
(はぁー、今日も先生はカッコイイわ!!)
(アベル君もカッコイイわよ!!)
「アイツらは、変わらないな。」
◆◇◆◇◆◇◆
教室
意外と綺麗だな。大学の講義室を少し小さくした感じだな。
「はい、皆さんに教科書と明日から着てくる制服を配ります。」
あの人は、このクラスの担任で名前は『サリア・ナル・クリスタル』だな。まぁ、見た目は暗い蒼色の髪にスタイル抜群のモテそうな女性だ。
「はい、行き渡りましたね。明日は魔法の基礎学と実力テスト行いますので教科書はもちろん制服を着てくるのを忘れることのないように、では帰っていいですよ。」