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小太郎 わしをスキーに連れてって 9

「小太郎…小太郎!全く…こんなところで寝て」

深夜まで続いた会議

小太郎と小ちゃいおっちゃん家族はそのまま寝てしまったのだ

「小次郎 起こしなさい」

「あい!」

母ちゃんの命令は絶対!

そうでも言うかのように小太郎に狙いを定める小次郎

今までと違うのは 小次郎は歩く

タタタタ…

小太郎の頭目掛けて軽くダイブ

ゴッチン!

「ウッ………」

「あ〜ちゃん!きろ!(起きろ!)」

「小次郎…」

頭同士がぶつかる音で小ちゃいおっちゃん家族も起床した

「おぉ…痛ぇ…」

「大丈夫か?小次郎殿?」

「おっちゃん…やられたの俺だぞ…」

「しかし…小次郎殿の方が…」

何事もなかったかのように あんまんマン人形で遊んでいる小次郎のオデコにはタンコブが…

母ちゃんが砂糖を塗っていた


「太郎ちゃん!お姉さん来たよ!」

「妖精は!」

「ちゃんと連れて来たよ!」

「あっ!おばちゃん おはよ!」

「お姉ちゃんね!小太郎くん おはよ」

「ん?おばちゃん 妖精は?」

「お姉ちゃんね!あれ?おかしいなぁ?」


「兄上!覚悟!」

小ちゃいおっちゃんに飛びかかる小さな影

「キエェェ!」

「キャッ!」


「小町さん お久しぶりです」

「静お姉さん お久しゅうございます」

「小町おばちゃん!」

「小丸 お姉ちゃんね!」

「小町お姉ちゃん…」

「よろしい!小丸 大きくなりましたね」


「おばちゃんの妖精って…」

「お姉ちゃんね!そう この小町ちゃんだよ」

「うわぁ 可愛い!」

「小町や お主じゃったのか!」

「はい!まさかこのようなとこで兄上に会えるとは思いもよりませんでした」

「兄上?おっちゃんだぞ…」

「小太郎殿…わしはまだ8歳(800歳)じゃ…」

「小町ちゃんは何歳なの?」

「あちきは4歳(400歳)でありんす」

「小町…言葉遣いがバラバラじゃな…」

「なぁ おっちゃん 兄上って…」

まだ言うか小太郎 気付け!

「太郎ちゃん 小町さんは薄様の妹君 妖精界の姫様なんですよ」

「えぇ!おっちゃんの妹で姫君!」

やっと気付いたか…

「妹が姫君って事は…おっちゃんは何だ?」

「わしは若君じゃ!」

「ハゲてんのに若君って…」

「小太郎殿…たまには 歯に絹を着せたらどうじゃ…」

「そう言えば兄上…また一段と…」

「小町 頭を見るでない…」

「兄上…」

「なんじゃ?」

「静さんにちゃんとお礼を言いなさい」

「ん?何故じゃ?」

「そんな散らかった頭…」

「何!散らかっておるか!静殿 片付けておくれ!」

「もう手遅れです…」

「ガクッ…」

「だから…声に出して表現するな…」

項垂れる小ちゃいおっちゃん


「なぁ おっちゃん達って写真には写るのか?」

「わしらが見える者には写って見えるはずじゃよ」

「そうか!母ちゃ〜ん!写真撮って!」

「ここでかい?」

「そう!」

小太郎を真ん中に(あきら)ちゃんとお姉さんが隣に

小太郎の頭の上でポーズを決める小ちゃいおっちゃん

小丸と小町はそれぞれの家主の肩に乗り 静おばさんは小太郎の肩に乗っての貴重な記念写真


「あっ!太郎ちゃん お姉さんに あれ 言わないと!」

「ん?どうしたの晶ちゃん」

「おばちゃん 雪合戦出るぞ!」

「お姉ちゃんね!雪合戦?今日 このスキー場でやる あれ?」

「そう!ダメか?」

「いいよ!」

「やったー!さすがおばちゃん!」

「お姉ちゃんだって!後は誰が出るの?」

「俺と晶ちゃんとおばちゃんと」

「お姉ちゃん!」

「後は おっちゃん!」

「えぇ!みんなに見えないんじゃ…」

「大丈夫!もう申し込んで来たから!」

「…後もう1人は?確か5人1組だよね」

「あちき出たい!」

「小町ちゃんが?」

「ダメ?」

「いいぞ!んじゃ決まりだな!」

小太郎と愉快な仲間2チーム編成は

小太郎 晶ちゃん お姉さん 小ちゃいおっちゃん

そして 小町の5人に決まった


「早速 ゲレンデに出て練習しよう!」


一同はゲレンデに出て来た

「雪合戦のルールを簡単に説明するね 雪玉が当たった人はそこでリタイア 相手陣地の旗を取ったら勝ち もちろん全滅させても勝ちだよ」

「陣取りみたいなんだな」

「途中に隠れるところがあるから そこを上手く使って相手の陣地に切り込む!」

「了解!リーダーはおばちゃんな!」

「お姉ちゃん!リーダーは小太郎くんでいいんじゃない?」

「俺は作戦なんか立てられない!俺が旗取りに行くから指示出して!」

「わかった!」


周りでは雪合戦出場者らしい人達が雪玉を投げたり 作戦を立てている


「おっちゃん達 大丈夫か?」

「愚問を…小太郎殿 わしに向かって雪玉を投げてみよ!」

自信満々の小ちゃいおっちゃん

「んじゃ 行くぞ!」

「思い切り来い!」

小太郎 振りかぶって投げた!

ビシャッ!

「小太郎殿…わしはここじゃ…」

「あっ…太郎ちゃん…」

大事な事を思い出す晶ちゃん


















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