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小太郎 わしをスキーに連れてって 3

「小太郎 行くぞ!」

「おぅ!父ちゃん 俺スゴイ上手くなったぞ!」


小次郎は母ちゃんとソリで遊んでいる

(あきら)ちゃんは晶ちゃんの母ちゃんと2人で 晶ちゃんの父ちゃんにつきっきりでスキーを教えていた

お姉さんは 用事がある為 明日妖精を連れて来る事を約束して 今日は帰った


そして…小ちゃいおっちゃん家族は…


「小丸!右に曲がるんじゃ!」

「うわぁ!曲がらない〜!」

デンッ……

小太郎と晶ちゃん特製ゲレンデで小丸のスキー練習をしていた


「小太郎ついて来い!」

「おぅ!」

シャッ!シャッ!シャッ!シャッ!

「おぉ!父ちゃんスゲー!」

「小太郎!置いて行くぞ!」

「よ〜し!父ちゃん見てろよ!」

小太郎はターンをしないで直滑降!

「おっ!やるな小太郎!」

「へへへ……ヒィ〜〜〜〜!父ちゃん止めて〜〜!」

調子に乗った小太郎

「全く…無茶苦茶だな…誰に似たんだ?」

父ちゃんに止めてもらう小太郎

「あぁ〜面白い……」

小太郎 涙を流しながら強気なコメント…

「小太郎 怖くなったらターンするんだ!」

「だって…ターンしたら父ちゃんに負けちゃう」

「母ちゃん似か…」


「晶…こ…こうか?わぁ!」

デンッ!

「お父さん上手!」

晶ちゃん褒め上手

「本当か?」

「さっきより長く滑ったじゃん!」

「そ…そうか…」

そんな2人を微笑んで見ている晶ちゃんの母ちゃん


「小丸!立つのじゃ!」

「父上…」

スパルタ教育の小ちゃいおっちゃん

「母上…」

「小丸 すぐに滑れるようになりますから頑張りなさい」

「はい!」

「よくぞ言うた!さぁ立って練習じゃ!」

「はい!」

小太郎と晶ちゃんが作った1メートルほどのゲレンデで練習する小丸


「もっかい!(もう一回!)」

「はい はい」

母ちゃんとソリ滑りしてる小次郎はいつにも増して笑顔全開

「いい?行くよ」

「あ〜い!」

シャーーーーー!

「キャー!」

手を叩いて喜ぶ小次郎

「もっかい!」

無限ループに入る…


「小太郎!もう一本行くか!」

「今度は母ちゃんと行って来い!俺が小次郎の事みてるから」

「そうか!んじゃ その後は父ちゃんが小次郎と一緒に滑るか!」

「うん そうしろ!母ちゃ〜ん!滑って来ていいぞ!」


父ちゃんと母ちゃんがリフトに乗って行く

「小次郎!あんちゃんが一緒に滑ってやるぞ!」

「あ〜ちゃん!は〜く!(早く!)」

「おぅ!行くぞ!」

ところが…

シャーーーーーーー!

「キャ〜〜!」

「ヒィ〜〜!」

喜ぶ小次郎

怖がる小太郎

「小次郎…怖くないのか?」

「あい!もっかい!」

「お…おぅ……」

たかがソリされどソリ

一瞬だがそれなりのスピードが出るのだ

「い…行くぞ…」

「あ〜い!」

シャーーーーーーー!

「キャ〜〜!」

「ヒィ〜〜!」

対照的な2人


「小太郎殿〜!」

小ちゃいおっちゃんが呼んでいる


「どうしたおっちゃん?」

「わしも小次郎殿と乗ってみたいのぉ」

「んじゃ おっちゃんも乗るか!」

「おぉ!良いのか!」

「いいぞ!」

小ちゃいおっちゃんが小次郎の肩に乗る

「行くぞ!」

シャーーーーーーー!

「キャ〜〜!」

「ヒャッホーー!」

「ヒィ〜〜!」

三者三様

「小次郎ちゃん楽しそうだねぇ」

「あ〜い!」

「晶ちゃん 父ちゃんどうした?」

「お父さん 疲れたってレストハウスに逃げて行っちゃった」

「そうか…」

晶ちゃんは小太郎の顔を見て何かを察する

「小次郎ちゃん 私と一緒に滑ろうか?」

「あ〜い!」

「太郎ちゃん 顔拭いて来た方がいいよ」

小太郎の顔には涙と鼻みずのラインが真横に…


「静おばちゃん どうだ?」

「太郎ちゃん とっても楽しいですよ」

「僕も!ほら 滑れるようになったよ!」

「おぉ!スゴイな!腹減ったら言えな!」

「うん!もうちょっと滑ってから」


顔を洗いにトイレに入る小太郎

「晶ちゃんの父ちゃん!滑れるようになったか?」

「小太郎くん…いや〜きついねぇ…この歳から始めるのが無理なのかもしれないね」

「大丈夫だ!俺も最初は滑れなかったけど…次の日は滑れるようになったぞ!」

「そうか おじちゃんも明日は滑れるかな?」

「滑れるぞ!晶ちゃん教えるの上手いから」

みんなに声をかけて歩く小太郎

気遣ってではなく

これが小太郎なのだ










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