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自衛怪  作者: 青之屋
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お札

駐屯地では、様々な場所にお札が貼ってある。

あまりに堂々と貼ってあるものだから、この場所はいわくつきなのかしら?出るのかしら? と、想像を巡らせた結果、当たりだったりするのだ。



私のところには、誰もが知っている怪談話がいくつかある。その一つに、お札が貼ってある部屋の話がある。

今は、某部隊が使っていて、普通に人の出入りがある、普通の部屋だ。普通ではないところは、ドアの真上の窓にお札が貼ってあること。

何故か?

昔、とある事故で亡くなってしまった人を安置したためらしい。

幽霊が出没するのか? しないのか? ただ、ご遺体を安置していたから気持ち悪くなったのか? どちらにしろ、人間の心理状況としてはお札がなければ、仕事ができん!! なんて、状況で貼られたら笑える。




 私の同期がお札について調べてみたところ。

「安産のお札だったんだよね、笑えるしょ」

 と、報告してきた。

 えぇ!! と、みんな驚いたのだが、スマートフォンを駆使し調べた結果がそうなのだ。

 この話を見える人にお話ししたところ。

「だからかー!!」

 安産のお札だったため、あの部屋周辺に幽霊がわんさか漂っているとのことである。まぁ、悪霊退散的なお札じゃないために、幽霊に対する効果がないですよね。

 お札だって、なんでもいいわけがない。




 結論としては、お札をもらい受けるときは効果について調べる。お札だから、なんでもいい!! という発想を止める。むしろ、お札に詳しい人が貰い受けに行くべきだ。

 と、私は考えるのであった。


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