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自衛怪  作者: 青之屋
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くもの巣

 年に何度かくもの巣にひっかかる。

 この仕事をしているからしょうがないが、違う意味でのくもの巣に何度かひっかかる。

 場所は必ず同じ。

 駐屯地の厚生センターの前。道路があって歩道があるんだが、歩道を歩いている時に顔にひっかかる。

 絶対にありえない場所。どうやって、くもの巣が作られるんだ? 疑問が沸き起こる場所。

 歩道と道路の境目には木が間隔をあけて植えてあり、もう片方側には何もない。歩道にくもの巣がある条件って何もない。

 毎回首を傾げいたところ


―何もないところにくもの巣にひっかかる。それは、幽霊とぶつかっている証拠である。


 と、話を誰かから聞いた。

 驚いた。

 もしや、毎回同じところで年に数回幽霊とぶつかっていたのか!

 もしかしたら、同じ場所で幽霊とぶつかるということは、そこは霊道か何かなのか? だとすると、私は何か導かれているのか? 

 なんて、思ったりもする。

 

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