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in the darkness

暗闇の中で

作者: abakamu

どうも。abakamuです。


夢のまた夢、でしょうか。

暗闇の中で

僕は

何を学んだのだろう。


暗闇の中で

僕は

何を思ったのだろう。



暗くて


寒くて


怖くて


辛くて


自嘲して


開き直って


自嘲して



光を失った光輪のように

布団にいり交える僕


布団から生じる暖かさに

すがりついている僕


布団を剥がされたら

何をすればいい?



暗くて狭い箱の中で

僕は

何を学んだだろう。


暗くて狭い箱の中で

僕は

何を思っただろう。



暗くて


狭くて


孤独で


切なくて


自嘲して


夢を見て


自嘲して



果てしなく堅い殻に

包まれている僕


真実だって理想だって

空気だって吸えない


この殻が破れるまで

僕は何をすればいい?



待てばいい?


逃げればいい?


夢を見ればいい?


暖かさに甘んじればいい?



待っていても

殻は割れない


この殻からは

逃げられない


夢からは

醒められない


暖かくなんて

ない



果てしなく続く現実逃避に

僕は

何を学んだだろう。


果てしなく続く現実逃避に

僕は

何を思っただろう。



現実を見れないものは

夢を見ることはできない


現実を見れないものは

真実を見ることはできない


現実を見れないものは

理想を見ることはできない


現実を見れないものは

現実を見ることはできない



でも

これが現実。



自嘲して


自嘲して


自嘲して


自嘲して


自嘲する僕は

一体何を学んだのだろう。


逃避して


逃避して


逃避して


逃避して


逃避する僕は

一体何を思ったのだろう。



幼い頃

僕は夢を見た


稚拙ながらも

僕は夢を見た



あの頃

僕は

流れる水のように

純粋だった


あの頃

僕は

流れる水のように

溢れていた


あの頃

僕は

いい子で

ありたかった



でも


今は?



自嘲して


自嘲して


自嘲して


自嘲して


終には他人も蔑み始めたか?



現実を見ない奴に

他人を蔑む資格があるか?


現実を見ない奴に

他人を恨む資格があるか?


現実を見ない奴に

文句を言う資格があるか?



夢だって。

そう

夢なんだ。


布団に入ったまま

僕は寝ちゃったんだ


きっとそうに違いない。



心の声が

聞こえる。


だから

あえて

僕は言う。


現実逃避をする奴は

何を語る資格を持たない。



ほら

そう現実逃避してる。



夢だって。

本当に夢なんだよ。


頬をつねったって

痛くないもん。



ほら。

心の声が

聞こえる。


でも

僕は

あえて言う。


夢を背負ったって

現実の土台が無ければ

すぐに崩れ去る。


夢を背負ったって

そんな気になったとしても


僕は

夢を背負えない



ほら。

また殻が増えた。




眠い。

とても眠い。


早く寝たい。

寝ていたい。



そんな惰性なんか

吹き飛んでしまえ。



惰性があるから

現実を見ない。


惰性があるから

現実を見ない。


惰性があるから

現実を見ないんだ。



夢?理想?

そんな物吹き飛んでしまえ!!


現実を逃避している奴に

そんな物を語る資格は無い!!



夢?希望?

そんな物吹き飛んでしまえ!!


現実を逃避している奴に

この先があるのか!?


現実を逃避している奴に

何ができるっていうんだ!?



惰性故の惰性

そんなものは無かった!!


夢を見れた頃に

惰性など無かった!!



何でもやった。

我慢もした。

夢も目指した。


さぼろうとする体に

鞭を入れ

毎日を駆け巡っていた。



今僕は

何をしている?


頑張っていた現実を逃避し

何をしている?



理想の自分に近づいてる?

夢へと歩きだした?


捨ててしまえ!!



神にでもなったつもりか?


毎日の生活の


どこに夢があるっていうんだ?



全て妄想結果だろう!!

全て現実逃避だろう!!


全て毛細血管に捨ててしまえ!!




暗闇の中で

僕は

何を学んだだろう


暗闇の中で

僕は

何を思っただろう



現実逃避をするのは

止まらない


現実逃避を逃避するのは

止められない



故に

僕は眠る。



おやすみなさい

感想ヨロです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 僕のような想いを抱いている人は少なくはないと思います。 私もその一人です。 僕はそんな人たちの代弁者だと思いました。 とても共感できました。 自分の気持ちを僕が表してくれたような気がします。…
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