表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

1話――半分旅行気分――

 頑張れ私! 今日も仕事を早く終わらせたし帰るぞ!

家に帰ったらゲームでもして……

片手につまみとビールなんてのもいいな~~

もうすぐ大通りの信号だ……あの道路よく暴走族通るんだよな~~

今日はどんなカッコイイ車とバイクが通るんだろう……っとか思いつつ今日も家へ帰る……


 あぁ……ここはどこだろう……

夢の中だろうか……


寒い……動けない……


 誰かに後ろから呼ばれて……

うん、あの時みた光景は忘れてない


 いきなり町中のど真ん中に暴走カート集団が現れて

そいつらがトラックと連続衝突していって

避けてこっちに突っ込んできたやつが……


え? 私……



 気が付くとそこは、 すごく広いヨーロッパ? 中世っぽい町中だった

でも言葉はわかるみたいだし、

なんだろう……このずっと見ていたい気持ちは

人間の行動が面白く思えてくる……


うわぁ?!


ドンガラガッシャーン!!

私は足を踏み外してごみバケツから落ちた。


あれ? 私、 猫になってる?!


 目の前に丁度あった水たまりに顔を写すと、そこには

猫の姿になった私がいた


「わーい!! 猫がいるぞ~!!


子供たちが音につられて私に群がり撫でまわしてくる


シャー!! っと気を立てて追い出してみた。


「わー!! 起こったぞ!! 逃げろ~!


何人かいた子供がいなくなり、静かになった……


 さっきから見えてるこのチラチラ目に映るアイコン……

なんだろう?意識を集中してみてみようかな?

あ、 開いた!! 手紙?


「異世界へようこそ!! 我はこの世界の……事が好きなだけの

 もの好きじゃ!! テヘペロハートよ、 ホッホッホ

  お前さんのためにクエストを送り付けるから

  暇があったらやってみるとよいぞ!! ではのぉ」


ピーンポーン!! (インターホンのような音がした


 あの? ものずきなおじいさんっぽい言い回しの方?

さっそくクエスト飛ばしてきてますが、 猫の姿でやるのかしら?


 まぁいいや、 この世界の事を知るのにちょうどいいかもしれない

一つ目のクエストをやってみようかな?


”クエスト1 草原のお手伝い”

  内容: お昼までに上級ポーションを2個、 自由な宝箱から入手し、

  近隣の森から出てきた冒険者に使用する


 なんかすごくゲームっぽいアイテム名言われてる気がするけど

まぁ書かれている通りに行動してみようか


 この自由な宝箱って何だろう?

ん? なんか説明が出てきた……


{ 自由な宝箱: 家の玄関先や、 職場や店先に置かれる

  一般人が自由に使っていいように推奨されている宝箱で

  中身はその家に住んでいる、 働いている人が自由に出し入れしてよい}


 へ~……

Reショップみたいなことしてる国なんだ~イイネ!!

じゃぁ上級ポーションっていうのはなんですか?


{1つめの場所を表示します。}


場所表示かいな!!

あはは……行ってみようか。


 にしても、 猫にとってはすごく大きい街なんだなぁ

広さもそうだけど、 人通りも多いね、 隅っこを歩かないと蹴られそう

イイにお~い!! 猫って甘いの感じないらしいし

パンはさすがに味無いのかな? パサパサなだけかな? 今度試してみようかな


 ここの宝箱に黄色いアイコンが浮いてるように見える!! コレかな?

開けてみよう!!


"ギギィィ~~~!

うわぁ、 すごい音がした……さびてるのかな

それとも私の耳がいいのかな


なるほど、これが上級ポーションかな?


{ 上級ポーション: ポーションの中でも効能が高い分類で、 傷口を塞いだり

  発作や呼吸困難、 猛毒などをヒールで治療した後の後遺症などにも効く。

  一部の人間はその見た目から、赤ポと呼ぶ人が結構いる。


 赤ポね、 なんなら面白く今回のにゃん生を生きていきたいし

略とかへんな言い回しとか大歓迎ですにゃおん!!


にゃおんって思っちゃったえへへ


 この赤いのをあと一個か。

どこにあるかアイコンとかまたでないかな~……


{ 色々な表示方法 : 正面右下のアイコン一覧から項目を選び、

  見ることができます。


本当にゲームみたいだなぁ


 これはステータスかな?

……職業がネコになってる!!

それっていいのか?


 色々見てたいけど、 お昼までに近隣の~……森の出入り口? だっけ?

急がないともうすぐ昼に近づいていく時間帯だ、 ちゃっちゃと見つけよう


走れ~走れ~ねこ~た~ち~(下手な歌


あのアイコンみっけ!!


"ギギィ~~~!! (箱を開ける音

耳がああああ!!


 げっと!! っと何個か色々もらっておこう。

コレいいね、 背中に引っ掛けれるカバン! これに赤ポをいれて……

えっと? 町中歩いてるときに標識見つけたのよね

こっちにあったんだけど……あったあった!!


←始まりの草原 王宮↑ 商店街→


標識には7個くらい看板が矢印でくっついてて

それぞれ違うとこに行けるようだ。


草原ってクエストには書いてあったし、 あっちでいいんだよね?


 てくてく歩いて行くと大きな門があって

門番さんたちが何かを話している……ねこだし関係ないよね?

私はスーっと知らないふりして通って行った。

通行費用なんかニボシで十分!!

ニボシでさえお高い世界かもしれないからあまり渡さないほうが?

まぁ持ってないけどね!!


 広くて大きくて草が揺れてて……

にゃんにゃんしたくなる草原に来ましたー!!

ねこじゃらがいっぱいおるぞー!!


 遠くに黄色いランドマーク見えるなぁ~……

あそこに行けばいいのか。


 草をかき分けて歩いていると、 目の前に大きめな鼠が現れた

よく見てみると、 しっぽの先が悪魔のしっぽみたいになって


うわぁっ?!


しっぽで刺そうとしてきた!! 長いねソレ、 届くんだ……

とか考えてる場合じゃなくって!! 戦闘開始~!?


あわわわわ、 どうやって倒せばいいの?!

この鼠、 風とかで刃っぽいの飛ばしてくるし

なんなら近くの石とかを尻尾で投げてくるし……


{ スキルの使い方猫編: 主なスキルは 猫パンチ 爪立て 公箱座りなど

  色々な行動そのものがスキルとして扱われます。 行動を起こしてください。


そのまんまかよ!!


 くらえ!! ネコパンに爪出し追加バージョン!!

私の攻撃に風の刃が?! すげ~


{ 風神の加護: 一部の魔物や動物に確率付与される属性の事


そんなのあるなら先に言ってください。


 普通に倒せたのはいいけど、 アイテムかな?

お金とかは落ちないんですね。 そこはケチな世界なのかな


 森の入り口に付いたけど、 まだだいぶ早いなぁ

お昼まで1時間くらいある……


よし!! さっきの風のネズミさがすか!!


 最近よく野良ネコを見かけなくなってきた……

猫の集まる集会とかあるってよく聞くけど、 それも見かけなくなってきた……

いったいどこへ消えているのだろうか……?

きっとウマイ魚屋にでも吸収されていってるのかにゃ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ