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私の王子様

作者: あき

一匹のライオンと人間の女のコの恋の物語。

孤高のライオンと野球大好きな女の子。

この恋はどうなっていくのか

人間には3パターンの人種がいるようだ。

動物にも3パターンあり

表に感情を出し、敵に吠え威嚇しながら向かっていく

内に秘めた闘志をフツフツと燃やし

表には出ないけど熱く燃えている情熱家

心は熱く頭は冷静に一見クールに見える

私が見つけた一匹のライオン。

それは見かけだけの名ばかりの

王子様。

本当は意気地なしで頼りなくて自分に自信がない。

だけど大好きな戦いでは顔つきが違う

堂々としていて頼もしく、

とても楽しそうにワクワクしながら

戦っている。

今迄大嫌いだった王子様。

ずっと出たかった世界大会

4年越しに声がかかり

出られた。

すっごく楽しそうに野球をしている。

そして、マウンドで吠えた

ガオー。

オラ来いよ。皆も続け

カモンカモンと

手で煽っている。

皆を鼓舞する

皆も後に続いた。

その姿がかっこいい。

ときめいた。

そして表情、仕草、動作

一つ一つに興味を持ち

コンタクトを取ってみた。

最初は孤高で

ほっといて」俺にかまうな」

だけど構わずコンタクトを続けた。

どうしてあの場面では‥

どう思っていたの

どういう表情なの。」

時折カメラをチラ見しながら

答えだし

興味を示してくれた。

一気に距離を詰め

言葉を変えると

心を開いてくれた

それまで

周りに関心がなかった

孤高の一匹ライオン。

想いを伝えるのが

苦手。

どう伝えたらいいか分からない。

皆と話したい。遊びたい

仲良くなりたい。

僕も楽しい事大好き。

本当は皆と遊びたい。

ガオー。

だけど僕には戦いがあるんだ。

戦うために皆の前に立つ。

皆の勇気と希望

愛と笑顔を糧に

僕は今日も戦いに出ていく

あの子の想いを胸に。

あの子の励ましを感じて。

あの子が僕に言っていた

何を誇りに戦っているの?

あの子はどんな気持ちで

僕を見ているんだろう。

あの子の瞳に僕は

どう映っているの?

熱いライオン?

クールなライオン?

僕は考えた。

僕はこの戦いの中で

何をしたいのか。

何処にいきたいのか。

怪我をして

分からなくなった時もある。

心が折れそうになった。

自分の殻に閉じこもり

ただひたすら

耐えた。

また戦いができる事を信じて。

そんな時色んな言葉で支えてくれたあの子。

違う話をして

今日あったこと、

人間の世界

色々教えてくれた。

戦い意外に

興味を持たせてくれた。

そして

時に

彼女は

僕を

笑顔にしてくれた。

いつの間にか

僕の中で

彼女が必要になり

彼女を見かけない日

追う様になっていた。

探す様になっていた。

彼女が好きな場所、

見に来る場所。

僕は探した。

追った。

僕の方から

コンタクトをとってみた。

彼女は答えてくれた。

嬉しかった。

だから僕はもっと送った。

もっともっと

彼女と関われるよう

彼女が見ていて

感心をしめしてくれるよう

ただがむしゃらに

この戦いが終わったら

聞いてみよう。

会いに行く。

思いを伝える結心をしたライオン。

ずっときになっていたあの子に

想いを伝えにいざ

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