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「エレベーターに乗ります」

妖精と俺はエレベーターに乗った。エレベーター内は酷く狭かった。四人も入れば狭苦しさを感じる程の空間で、そのせいか妖精との距離感に不意にドキドキしてしまって、その鼓動が聞こえるのがとても恥ずかしく思わず心臓に手を当ててしまった。

今、このエレベーターが故障で止まったらなんて、そんなドラマみたいな事さえ想像してしまうような密室であった。


いや、駄目だ。今すぐにこの変な邪念を振り払わないと主様に知られる。そうなったらもう赤面ものだ。

気持ちを切り替えるために何か話をしよう。それで主様は何階に居るのかと聞こうと思ったが、相手はもうすぐそこだろうし、聞いている間にも扉が開きそうで、そんなこんなで何も聞くことも出来ずにいた。

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