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妖精は俺の肩に片手を置くと、またあのペンダントを吹いた。今度は、「シュラー」と聞こえた。

すると、辺りが真っ白になって霧の中に包まれた。数秒後、霧が晴れて明るい景色が見に飛び込んできた。

「ここは?」

「妖精の世界に着きました。これから、妖精主様の所へ挨拶にいきましょうね」

「一番偉い妖精の人?」

妖精は返事に困るような表情を見せると、

「えっと、この世界で位があるのは妖精主様だけで後はみんな同じで平等なので、一番というのはちょっと違うかな。あるじ様なのでただ一人の方という認識なんです」

「へえ、そうなんだ」

分かったような分からないような。まあ、どうでも良いけどね。

「お礼って、何かをくれるってことかな?金銀財宝とか」

「それは、妖精主様が決められるので今ここでは分からないけど。でも、お礼なんだからきっと喜ばしいものだと」

妖精は笑みを浮かべながらそう言うと、遅くなるので早く行きましょうと俺の手を引いた。


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