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オリオン座を見つめて。

作者: 蝶屋 綺羅

「乗りますか?」

「はい、乗ります」

黒いショートカットの髪を揺らしながら聞いてきた車掌さんに私は首を微かに縦に振って答えた。

バスの座席に座って、星空を眺めていた。

部活帰り、もう夜だな。そう思ってとにかく星空を眺めていた。

今日は星座がはっきり見える。

私はオリオン座が好き。


「百合…小百合」

ふと後ろを向くと、棚田君がいた。

棚田君は私の彼氏で、良く一緒に帰る。棚田君は同じ部活で、一緒に帰っているうちに、2人とも心を通わせた。

「今日も一緒に帰ろう。」

「うん」

うとうとと、彼が寝始めた。

棚田君は、肩に顔を乗せてうとうと…

可愛い、な。


私は、こうしている時間が大好き。

オリオン座が光っている。

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