ⅩⅡ VSテロリスト1
結構書けた!?でも多分次回は少ないです……結構なやること少ないので
「そんじゃ、少しだけ手を貸してあげるから頑張ってね」
「えっ、おい!」
バタン
……
「んで?てめぇは誰だ?」
oh......へるぷみー……
「竜胆……?一体何でここに?」
クラスメイトの1人が質問してくる。だがそれには答えてる暇はない。
何故なら……
「これ以上人質は要らねェ。殺せ」
バン!!
クッソがァ!!あっぶねぇなぁ!!いきなり撃ってくんのかよ!
これはやべぇぞ!?クラスメイトの奴らのことも気にしないといけないのに……
と思った瞬間、地面が揺れた。
「地震か!?」
ふと廊下を見てみる。
思い切り床が揺れているせいで確証は持てないが、何かが倒れた様子もない。揺れてるのはこの教室だけなのか?これが雫の協力?
と思った瞬間、机がズれ、テロリストとクラスメイトの間にバリケードを作る。
「チィ!!クソ!人質が逃げねぇよう見張っとけ!!」
それでもバリケードというのはあくまでも正面、教室の内にある机だけじゃぁ完全には隠せない。
……て事はだ。
「お前らァ!!逃げろ!!!!」
クラスメイトに迫ろうとしているテロリストを俺が止めればいいだけの話だ。
幸いベランダには、緊急事態用の名前は知らんがいつでも出せる滑り台のような奴がある。
あとはそれでクラスメイト達が逃げるまでの時間稼ぎをすればいいだけだ。
何故なら先程外を見た時、突入部隊らしきもの達が来ていた。
人数も多く、あれならここのテロリスト全員を取り押さえることなど用意だと思ったからだ。
「このッ!!クッソガキがァァァァ!!」
うおっ!?あっぶねぇ!!狙い定めず撃ってくんじゃねぇよ!起動が全く読めねぇだろうが!!
とりあえず俺は直接殴りかかってきたやつの足を払い、バランスを崩した瞬間に武器を奪い気絶させる。……鉄パイプ?もっとなんか無かったのか?
とりあえず武器があるならこっちのモンだ。
やはりあの力は肉体的にも大幅に強化させるのか、視力がすごく良くなっている。
銃弾は流石に見切れないが、撃つ前。つまりどこに照準を向けているのかは何となく分かる。
だから……
「死に晒せやァァァァァ!!」
相手が撃ってきた弾を鉄パイプで弾く……ただし、相手も連射してきているために全ては弾ききれない。
だから致命傷になりそうなところは弾き、それ以外は無視していく。
「いっ……てぇなぁ!!!」
思いっきり鉄パイプを振りかぶるが、机を盾にされ、弾かれた。
やっべぇ……どうするか……
「ジーク!!人質全員に逃げられた!!やべぇぞ!!察が突っ込んでくる!!」
「狼狽えんな!コイツを人質にとる!だからテメェらもちったァ本気出せ!!」
焦ってる焦ってる……
ならあの手が使えるか……
俺は天井を見て叫ぶ。
「雫!!やっちまえ!」
「何!?」
いるわけねぇだろ……普通に考えて。思考が吹っ飛んでるぞ。
俺は相手の懐に潜り込み、腹に1発ぶちかます。
「ガっ……はぁ!?」
よっし!あとは逃げるだけ……
「が……逃がす……なぁ!!コイツだけはここで殺す!」
ウッソだろ!?避難経路全て塞がれた!!
「テメェだけはぜッてぇ許さねぇ……どうせ俺らはもう捕まる……だったらテメェだけは殺す!!」
マジかよ!?こいつらなりふり構わずにきやがった!
どうする!?流石にあの身体能力でも銃持ってる集団には勝てねぇ……何か……何か……
……避難経路?
そういえばこの教室のベランダの下の方には何があった?今日の朝何を見た?
……やってやんよ。
ベランダには5人……教室のドアには1人ずつ……ならまずはこの教室から逃げることを優先する!!




