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歪曲世界  作者: スシェリー
12/17

ⅩⅠ 振替休日っていいよね

今回は短めですね。次回からはVSテロリストとなります。

「とりあえず出たら?」


……ホントに雫だよな?前はセーラー服だったからすぐに女だとわかったが、今の格好は……どっちとも取れるぞ?


「その格好……」

「あー、これ?私服だけど」


それが私服なのか……


「てか学校はどうしたんだよ!今日は平日だろ!」

「振替休日という物がありましてですね」


てことはたまたま今日が休みだったのか?


「とりあえずここをどうにかするんじゃないの?助言はするよ?」

「手伝ってくれないのか?」

「冗談を」


どうやら本当に手伝う気はないらしい。

とはいえこのテロリスト達はかなりの大部隊だと思う。一体何人いるんだ?


「校舎裏に8人、校舎内、廊下に24人、1階教室全ての合計が7人、2階教室全ての合計が35人、3階はいなくて屋上に2人。わぁ、とんでもないね」


ウッソだろ!?どんな組織だよ!


「因みに組織名は『レッツ!!改革!!!!』ね」

「だっさ!」


えっ……何その名前。ふざけてるようにしか聞こえないのだが……


「どうやらその名前付けたのリーダーみたいだね。どういう感性してんだか……」

「いったいどこからその情報得てんの?」

「黙秘」


だろうと思ったよ!


「とりあえず私はどっかの教室で寛いでるから」


と言ってどこに入れてたのか漫画を取り出す。

クッソ、殴りてぇ……


ていうか人が来ないな?人数が多いんだから誰かしら来そうだけど……


「人払い、人払い」

「は?」

「ここには誰か来ることは無いよ。私がそうしてるから。私がいるところに人は来れないようにしてる。」


なんだよそれ、とんでもねぇな……


「だーかーらー」


雫は俺の後ろの方に回りこみ、教室の方へ蹴り飛ばす。


「行ってこい!」

「どわぁ!?」


……クッソ、一体何すん



「なんだコイツ?」

「え?竜胆君?」


背後からクラスメイトの声とともに知らない声が聞こえてきた。



クソがァァァァァァァ!!!!

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