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この作品は1話1話が短く、投稿ペースも未定なので、ご注意ください。
ブクマしてくれるとありがたいです。
それは意識の外に追いやられていた。
だからこそ気づけたのかもしれない。
今思えば先生達は皆、あえてここを”意識”させるような言動をしていた。
行平高校の1階の端にある部屋。そこには近づいては行けないという先生からの説明があった。
普通そんな説明を聞けば後先考えないバカが好奇心のみを頼りに覗きに行くことだってあるだろう。
だがその部屋の噂は1度も聞かなかった。
まるで皆が皆、考える事を阻害されているかのように。
だが行動は阻害されていなかったのか。
たまたま別段どうでもいいようなことを考えていた赤髪の少年。赤峯竜胆はたまたまそこを通りかかり、思考の阻害を行われないままにたどり着いてしまった。
そして……
「……ははっ……すげぇな……」
赤髪の少年の探索が始まった。