プロローグ
私の名前は、月宮 冬花。
私には、二人の友達が居る。
他にも、友達は居るけどこの二人は、友達の中でも色んな意味で印象深い人達だ。
そんな、二人とは小学校四年生の時に友達になった。
その友達の名前は、中山 早月と姫野 鈴。
この二人は、同じ学年の中で夫婦みたいという感じで有名な人だった。
早月と鈴は、私と同じ女性で家が近所の幼馴染みだ。
鈴は、早月の事が好きで色々とお世話している。
早月は、それを当たり前のように受けている。
そんな、様子が夫婦みたいな感じに見えるのだ。
だけど、早月は鈴の気持ちに気付いているのに、気付かないふりを続けている。
後、好きな人がいるけど、それは鈴じゃないようだ。
これでは、鈴が可哀想だ。
気付いているなら、ちゃんと話した方がいいのに…。
早月は、鈴の事を便利な人扱いして告白して来るまで、利用するつもりらしい。
初めから、告白して来ても断る気なのに、鈴の好意を利用するなんて、酷い人である。
鈴に教えても、他人の言葉は信じてくれないだろう。
だから、告白の時真実を知る事になる。
その時、鈴がどうするか心配だ。
これは、そんな二人の恋愛に巻き込まれた私の物語りである。