*プロローグ*
私は、紅寿 紀水
生まれつきの染めたような真っ赤な髪と黄金色の瞳以外は"普通"の女子大生だ...
ちなみに、外国の血なんて一切入ってないし、父も母も私以外の家族は全員...髪も瞳も黒だ...
昔はこの見た目で悩んだこともあったけれど、今は全然気にならない(笑)
私は、今の大学に通うために今年から一人暮らしを始めた...んだけど...
PM 8;00~
ピンポーンッ
「はぁ、もう毎朝...」一人暮らしを始めてから、毎朝8時ぴったりに鳴るチャイムの正体は...
ガチャ...「はいはーい」
「オレの可愛いかずな~!!今朝も可愛いな~!!」とすぐに私に抱きついてくるシスコン過ぎる長男の澄良と...
「かずな、朝メシ作りに来たぞ」と澄良の双子の弟でオカンみたいな次男の朧にぃの二人だ
「はぁ...澄良、毎朝うるさいしウザい!!朧にぃは、毎朝ありがとね(笑)」と澄良を引き離しながら言うと...
「ガーン!!かずなに嫌われ「いや、俺が好きでやってるんだ気にするな(笑)」...朧が遮った~(T-T)」と澄良が泣き出した...
「あー、すまん澄良...ほら、澄良の好きなチェップチャッパスあげるから泣くな?」「わーい!!」と澄良は好きなアメを貰って泣き止んだ...
「朧にぃ...」「ん?どうした?」「毎朝思うんだけど...澄良って何歳だっけ?」「あー...俺と同じで26のはずなんだけどな...」「...そうだよね、私と5つ違うもんね...子どもじゃないよね...」「かずな、言いたいことはよく分かるぞ...俺もたまに分からなくなるから...」
すると、大好きなチェップチャッパスを舐め終えてご機嫌な澄良が私達の会話に気付いたのか「オレは、二人のお兄ちゃんだよ!?」と向こうで騒いでた...
そんな毎朝の恒例行事と朝食を済ませて、私達はそれぞれ学校や仕事に出た
......まさか、あんなハチャメチャな出会いをするとは誰も思わず...
*誤字脱字があればご指摘お願いします
*初のコメディーチャレンジです(苦笑)