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ある魔女のための鎮魂歌【第2部】  作者: ワルツ
第12章:ある悪魔の狂詩曲
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第12章:第30話

まるで自分で自分を切り裂いているような気分だった。ロイドの姿が歪んで見える。もはや何の為に抗っているのかもわからないまま、キラは自分を縛る魔法陣を壊そうとしていた。


「駄目だよ」


ロイドが引き金を引こうとした時、キラは咄嗟に杖で銃を叩いて照準をずらす。弾はキラから外れて地面を抉った。


「びっくりした。こんな近距離で、束縛の魔法も使ってるのに。キラ、すごいね」


ロイドはやはり他人事のように淡々と言った。キラは杖を何度も足元の魔法陣に突き刺して抵抗した。刺した分だけ魔法陣は崩れ去り、自分を縛るものは消えていく。

そのはずなのに、なぜか身体が重たくて立ち上がれなかった。弱い自分は嫌なのに、こんな状況も軽々と乗り越えられるようになりたいのに、脚は動かず、言葉も出ず、心と身体がちぐはぐになる。

束縛の魔法を破ったのに立ち上がらないキラを見て、ロイドは不思議そうに言った。


「あれっ、立たない。キラどうしたの、大丈夫?」


こんな惚けたような言葉をかけられることも悔しくて仕方がないのに、顔を上げることすらできやしない。

そして邪気の無い言葉とは裏腹に、ロイドの二丁の銃は口を開けてキラの脳を狙い続けている。


「立たないんだったら、束縛の魔法いらなかったのかなあ? うーん、まあ、いいか。当たればいいよね」


詠唱が始まり、2つの銃口の先に光が灯る。詠唱を止めなければいけないとわかっているのに、キラは顔を上げることすらできない。

するとその時、空が暗くなった。目玉だ。無数の目玉が空を覆っている。そんな姿の魔物には覚えがあった。数体のホロが口を開けてロイドに襲いかかる。ロイドはすぐにそれを避けたが、おかげで詠唱は中断された。


「お前は……!」


今まで全てが他人事のような顔をしていたロイドが豹変した。キラもよく知っているあの高笑いが聞こえてくる。


「クーッハハハハハハハハハハハハ!! 待たせたな、雑魚共! この俺様のご登場やで!」


細身の背の高い青年がキラとロイドの間に降り立つ。紅の翼を広げてキラを守りながら、肩に乗せたルイーネに指示を出していた。


「お前なんか呼んでない。オズ・カーディガル……!! なんで居る、校内は監視範囲外のはずじゃ!」


「いいや、お前らがセイラ誘拐してからは絶賛警備強化期間中や」


オズの姿が目に入った途端、それまで柔らかくも淡々とした態度で接していたはずのロイドが豹変した。

何か因縁があるのだろうか。ロイドの表情から平常心が消え去り、恨み、悲しみ、やるせなさ……様々な感情が表に現れ読み取れるようになった。

オズも自分の登場がロイドの変化のきっかけとなったことに気づいたようだった。


「…………にしてもなんや、やけに嫌われてるみたいやけど、俺ってこいつになんかしたっけ。なあ、ルイーネ?」


「いえ、覚えがありませんが……日頃の行いが悪いせいじゃないですか?」


ロイドの目は憎しみに満ちていた。しかし実力差を認識する程度の理性はまだ保っているようで、銃口はオズではなく下を向いている。しまいには片方の銃をしまい込み、肩を抑えて俯いてしまった。抑えた左肩には「61-D」という英数字が書かれていた。


「お前が、お前がいなければ……ティーナや僕や、あの子のような者を生み出した……あんな人体実験が行われることなんか無かったのに……!」


その声は激怒からは程遠く、死にかけの鼠の息遣いのように情けなかった。


「人体実験……?」


オズは苦虫を噛みつぶしたような顔をした。


「俺もその言葉には嫌ぁーな思い出が山ほどあるけど、その実験をする側に回った覚えは無いんやけど。なんやお前、その被験者か?」


その時、ロイドの服の胸ポケットからポロンポロンと音楽が聞こえた。ロイドはポケットから時計型のオルゴールを取り出し、二、三、何か呟くと、銃をしまった。


「そろそろ行かなきゃ。……悔しいけど、オズには敵わないし」


「オイこら、無視か。お前は人体実験の被験者なんかって言うとるんやけど」


ロイドは結局最後まで答えなかった。純白の翼を広げ、上空のホロに向けて何発か撃って混乱させた後、ホロの包囲網を抜けて一瞬で姿を消してしまった。


「なんやったんや、あいつ」


ロイドが逃げ去った方を見つめ、オズはボソリと呟いていた。それから、未だ顔を上げることすらできないキラに手を伸ばした。


「ほら、立てるか」


キラはその手を払い除けた。あくまで自分の力だけで立とうともがく。本当はわかっていた。強く強くと焦る心よりも、言うことを聞いてくれない身体の方がよほど自分の心を理解していた。けれど現実は弱い自分を待ってはくれないから、キラは自分を引き裂いてでも立ち上がろうとした。

脚も声も震え、真っ赤に腫れた目で、それでも平然を装うキラを、オズが哀れむような目で見ていた。


「……オズ、っ……その、……あり、がとね!」


泣いた声で笑いながら、壊れた玩具のようにぎこちなく礼を言った。あまりにも惨めに笑うキラを見て、オズは言い放った。


「なんやその顔。弱いなら泣け、喚け、這いつくばれ。……その方がええ」


たった一言で、傷だらけの笑みは儚く崩れ去った。その時の自分がどんな顔をしていたかキラにはわからない。きっと、酷い顔をしていたのだろう。


「う……」


がくりと膝が折れ、キラは両手で顔を覆った。次の瞬間、キラは自分が何を口走ったかわからなくなった。


「う……うるさい……うるさいうるさいうるさいうるさいッ、あああああああああああああああっ!! オズにはわかんないよ! 強い力があって、誰にも負けないオズには! 絶対にわからないよ!!!」


気がつくとキラは手を振り上げていた。オズの頬を殴り飛ばそうとしていた。だが、寸前で拳が止まる。それ以上拳が前に進まないことに気づき、ようやくキラは我に帰った。


「ごめん、オズ。今、酷いこと言った。ごめん……」


その時には、自然に言葉が出ていた。オズはキラを鼻で嗤った。


「別に、殴ってもよかったんやで?」


「ううん、多分、殴りたくなかった。だから、ごめん」


その時、かちゃかちゃと裏門の柵が音を立てていた。近づいてみると、門の向こう側にセイラが居た。

セイラは二人を見つけると、早速門を乗り越えてきた。


「キラさん、一応怪我は無さそうです……ね……?」


セイラはそう言ったが、目はしっかりキラの泣きそうな顔を捉えていた。小さくため息をつき、セイラはキラに尋ねる。


「何があったんです? どうやら、『記録』のつかない『例外』との接触があったようですが」


キラは涙ぐみながらつっかえつっかえ事情を話した。ロイドが裏切ったことと、ゼオンの薬のことを。話を聞き終えた後、オズとセイラはキラがこれほど精神的に傷ついたことに納得がいったようだった。


「なるほど、な。まさか自分のクラスメートに奴らの仲間が居るとは思わへんかったと」


「しかし、キラさんには悪いですが、正直これはある意味収穫ですね。今まで相手は恐らく三人だと思っていたんですが、ずっとその三人目の正体がわからなかったんです。ロイドというんですが……武器は二丁銃。なるほど、どおりで射程が長く、正体を見極めようにも近づけないわけです」


膝を抱えて蹲るキラの傍らで、オズとセイラは相手の分析を始めていた。キラは耳を閉ざして悲しみに浸っていた。

一方、オズはセイラにこんなことを尋ねた。


「話が少しズレるんやけど、ティーナって人体実験の被験体やったんか?」


ぴくりと、セイラは一瞬眉をひそめた。だが、すぐに答えを返す。


「ええ、そうですよ。それが何か」


「ようわからへんのやけど、俺がさっきのロイドって奴に恨まれてるみたいなんや。なんや、俺が居らんかったらティーナやそいつみたいに人体実験の被害に遭わずにすんだとかなんとか。俺、全く身に覚えが無いんやけど」


「ああ、それですか。昔っから、オズさんを模造品の神にした『あいつ』の研究を掘り起こして兵器利用しようとする奴らが居るんですよ。その施設がちょうどティーナさんの故郷、ヴィオレの街にあるんです。ティーナさんは元々そこの被験者です。そのロイドってのも被害者ですかね。それでじゃあないですか?」


「なんや、俺、何もしてへんやないか」


「まあ、オズさんが神の血を吸って実験を完成させなければその研究がそれほど注目されることも無かったわけですからァ、オズさんに全く非が無いとは言えないのではないですかァ? クスクスクス……」


セイラはオズを指して嘲笑った。キラは隣で話を聞きながらこれまで友達として過ごしてきたロイドと先程のロイド、二人を比べて悲しくなった。頭を腕の中に沈めて「どうして」と何度も自分に問いかける。

自分が信じていたものを引き裂かれることなど、これが初めてというわけではない。「もう慣れた」と何度も思ったはずなのに、いざとなるとやはり立ち上がれなくなってしまうのはどうしてだろう。

ゼオン達は、このようなことが起こっても、キラのような落ち込み方はしないのに。そう思った時、キラはようやく待ち合わせのことを思い出した。


「そ、そうだ待ち合わせ! セイラ、ゼオン達は? 待ち合わせの時間がとっくに……」


「ああ、ゼオンさん達なら先に過去に行ってもらいましたよ。こっちもイオ達の襲撃があってドタバタしてましてね」


「う、そっか……じゃ、じゃああたしも今からでも一緒に……あたしも、力になりたいから……」


セイラは腫れた目のキラをじっと見つめた。ゼオン達に置いていかれることが怖くて、キラはセイラに必死で頼みこんだ。


「駄目です。今のキラさんだと足手まといになります」


セイラははっきりと言い切った。まるで死刑宣告をされたようにキラの顔が真っ青になった。


「ど、どうして……! あ、あたし、怪我してないよ、走れるよ。なのに、どうして……」


「一度鏡を見たらどうですか? そんな顔して行ったら、またゼオンさんが必要以上にキラさんを庇って勝手に犠牲になろうとしますよ」


キラは言葉が出なかった。ゼオンの足枷にはなりたくないと思って足掻き続けてきたはずなのに、何も成長していない。両手で顔を覆い、石のように固まってしまったキラを見て、オズの肩に乗っていたルイーネがキラの肩に飛び移った。


「あわわわ……キラさん、一度落ち着きましょう? 図書館でお茶をお出しして、辛いお話も私達が聞きますから。ねっ、オズさん、いいですよね?」


オズはやれやれといった様子で頷いた。


「しゃーないな。せやったら、ほら、行くか。今日のおやつは苺のトライフルやで」


そう言って、オズは泣き虫の子供をなだめるように手を引いた。キラはもう反抗する気力も無く、黙って手を引かれてついて行く。


「『記録書』、お前はどうする?」


オズがセイラに尋ねる。その時のオズの顔は自分と同じバケモノを見る顔で、キラに向ける優しげな顔とは随分違った。それも、オズがキラをあくまで自分より遥かに弱い者として甜めているからなのだろうか。

セイラはふわりと髪を揺らしてオズとは反対方向に向かった。


「いいえ、私は結構です。『後ほど』、キラさんを引き取りに参りますので、それまでおやつでも与えながらヨシヨシしておいてください」


「ま、別にええけどな。それで、お前も過去に行くんか?」


「いいえ、私は違いますよ」


「………? ならどこ行くねん」


セイラはオズと同じバケモノの笑みを満足げに返した。


「ちょっと野暮用がありまして。すぐ、戻ってきますから」


煙に巻くようにセイラはそう答えると、キラに背を向けて行ってしまった。

キラは自分が情けなくて、嫌で仕方が無かった。オズとセイラの話を傍観しながら、キラは自分に問いかける。キラに彼らのようなバケモノの素質が一欠片でもあったなら、弱いキラでなくなることができるだろうか。



◇ ◇ ◇



ヴィオレの街を訪れるのはあの夏の旅行の時以来だ。その時より300年も昔の街だというのに、現代とさほど景色が変わって見えないことが不思議だった。

ただ、一つ気になった点は、現代よりも人々の間の経済格差が大きいことだ。時折金持ちの貴婦人が馬車で通る一方で、みすぼらしい物乞いが鴨を探して目を光らせていることもある。

そういえば、ティーナは金持ちを嫌うところがあったっけ。道端を走る孤児を見ながら、ゼオンはそんなことを思い出していた。

300年前のヴィオレの街に降り立ったゼオンとルルカは、まずティーナが世話になったというラヴェルとプリメイという人の家を探すことにした。のだが……


「で、ゼオン。まだ地図は見つからないのかしら?」


「多分、すぐ見つかる。あ、ちょっとこれ持っててくれ。……あれ、おかしいな。たしか上着のポケットに……」


ゼオンはセイラから貰った地図をしまった場所を忘れて、ポケットの中を探しているところだった。上着のポケットに手を突っ込んでみたが、そこに地図は無く、ディオンから貰った懐中時計やセイラが渡した砂時計、クロード家の紋章等しか出てこない。ゼオンはポケットの中身をルルカに物を持たせては戻しを繰り返していた。


「おかしいな……あ、あった」


やっとズボンのポケットから地図が出てきた。ようやく解放されたルルカからは早速文句が飛んだ。


「ったく、こいつはもう……ティーナもこんな奴さっさと見切り付けちゃった方が幸せになれるわよ。可哀想に」


冷やかな言葉にゼオンはグッと黙り込んでしまった。ルルカは早速ゼオンの手から地図を奪い取ると、ラヴェルの家に向けて歩き始めた。


「こっちのアルミナ領の方でいいのよね。それにしても、何この地図。一つの街が真ん中で二つに割れているのね」


「アルミナ家とアポロン家か……仲が悪いとは聞いていたが、こんな時代からとはな」


その地図を見てから、ふと気になることがあってゼオンは周囲を見渡した。やけに兵隊の数が多いのだ。ここは一応アルミナ領なのでおそらくアルミナ家の兵なのだろうが、道行く民間人に退避を警告しているようだった。

兵士はゼオン達にも呼びかけた。


「君達、このあたりは危険だから、街の内部の方に逃げなさい。できれば家に帰って、外に出ない方がいい」


「何かあったんですか」


「いいや。まだ、何も起きてないよ。ただ、領境は危険だからね」


ゼオン達は不思議に思ったが、こちらが行きたい場所は領境ではなくあくまでラヴェルの家だ。ひとまず兵の指示に従い、領境から離れた道に入った。


「何あれ。街の中で戦争でも始める気かしら」


「国同士の争いと違って、勝てば領土が増えるわけでもないから争っても意味無いだろ……」


「それはそうだけど……とにかく、あまり安全な場所じゃなさそうだから、急ぐべきね」


「そうだな」


そう言って、ゼオンとルルカは地図に記された場所へと急いだ。ゼオンは嫌な胸騒ぎがして一度先ほどの兵に目を向けた。

ただティーナを連れ戻すだけでは済まない。何かこの街全体を巻き込むほどの出来事がこれから起ころうとしていた。



夕日が沈み、ミッドナイトブルーの空に月が登り始める頃、ゼオンとルルカはようやくラヴェルの家に辿り着いた。パン屋のようだったが、店先は酷く破壊されている。表から、人の声などは聞こえない。

ゼオンは小さく扉を叩いた。反応は帰ってこない。


「誰も居ないのかしら」


「そんなはずはないと思いたいけどな」


すると、突然家の中から象が地団駄を踏んだような音が聞こえ始めた。あまりのうるささにゼオン達も思わず震えるほどだった。

その巨大な足音は玄関に迫り、扉を吹き飛ばした。


「きゃっああああああああああーーーん! ラッヴぇッるうううぅぅうぅぅ! 愛してるうううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」


突然飛び出してきた女性と頭がぶつかり、ゼオンはボウリングのピンのように吹き飛んだ。


「あれっ、あれ……あれれ?」


吹き飛んだゼオンとルルカの姿を見て、女性はようやく来訪者が「ラヴェル」ではないと気づいたようだった。

頭に激痛が走り苦しんでいるゼオンになど目もくれずにルルカは女性に問いかけた。


「すみません、あなたが『プリメイ』ですか」


「え? あ、そうだよっ! ごめんね、ラヴェルと勘違いしちゃって……君、大丈夫だった?」


「こいつは頭を吹き飛ばしたくらいじゃ死なないから大丈夫です。一つお尋ねしたいんですが、ここにティーナって子が来ませんでしたか? 私達と同じ年くらいの、赤毛でポニーテールの子です」


プリメイは目を見開いて慌て始めた。


「わああ、ごめん。ティーナ、一時間くらい前に出て行っちゃったところなんだ。それで、君たちはその……」


プリメイは驚きに満ちた目で二人を見つめていた。ルルカが事情とティーナとの関係を話すと、プリメイは何か安心したように言った。


「ああ、そっか……君たちが、今のティーナの大切な人達なんだね。なんだか嬉しいな。ティーナにも、こうして居なくなったら追いかけてくれる人ができたんだ……」


それから、プリメイは玄関へと手を伸ばした。


「どうぞどうぞ、上がって! できれば、ティーナを探している訳も、もっと詳しく教えてほしいな!」


ぴょこぴょことプリメイが家の中へと消えてから、ようやくルルカは吹き飛ばされたままのゼオンに目を向けた。


「情けないわよ。早く立ちなさいよ」


「おいルルカ……言っておくけど、俺だってさすがに頭が吹き飛んだら死ぬからな」


「さあ、そんなこと言ったかしら。ほら早く、行くわよ」


ゼオンは頭を抑えながら立ち上がる。ぐわんぐわんと揺れる頭の中で先ほどのプリメイの言葉が響いていた。


「さっきのプリメイって奴の喋り方とか、仕草とか……」


ゼオンが気づいたことをルルカはすぐに汲み取った。


「ええ、ティーナそっくりよね」


セイラによると、プリメイはティーナの恩人であり、育ての親のような存在らしい。あの立ち振る舞いは共に生活しているうちに染み付いたものなのか、それとも別の理由があるのか。

どちらにせよ、あの「きゃっあーん、ラヴェルぅ、愛してるぅ!」は、ティーナが毎日のようにゼオンに浴びせた愛の言葉と不気味なほどよく似ていた。

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