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温かい愛

作者: 木の香芳子

長い長いトンネルの中を私は歩いていた。

光という光は閉ざされ真っ暗闇の中を歩いていた。


トンネルを出る事が出来たのは四十代を過ぎた、つい、最近だ。

そう、四十五歳の今かも知れない。


私の人生は暗かった。笑っちゃうくらい暗かった。

何であんなにも、悩み、苦しみ、悲しみ、泣いていたのか。

バカだったなあって思うほど暗い人生だった。

長い長い真っ暗闇のトンネルだった。

変化が訪れたのはひとりの人のお陰かな。

そう、今の主人がその人。

こんな私を愛し尽くしてくれる優しさが私に光を与え真っ暗闇のトンネルを出る事が出来たのだった。

優しさに包まれ、愛に包まれ、私は立ち直る事が出来たのかも知れない。

もしも、今の主人に出会わなかったら私は今もトンネルにいた事だろうと思うと恐ろしい。

私に愛という光が射し私は長く苦しかった人生から解放され元々の性格だろう明るい部分が出てきたのだと感じている。

よく笑うようにもなった。時には鼻歌、替え歌まで歌ったり出来るように回復を遂げた。

まだ精神に病を抱えているが少しずつ快復の兆しがみえる。

温かい愛に深く感謝し私は生きている。

これからも生きていく。

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