プロローグ
色々と駄文ですがよろしくお願いします。
世界はここ100年ほどで驚くほど進歩した。
別に、IT社会が活発化したわけでもなく、秋葉原のオタク文化により世界が腐敗化したわけでもない。
新たな文化として魔法が出てきたのだ。
かといって、魔法は最近出てきた訳ではなく、1900年代には今で言う古代魔法は存在していた。
今の現代魔法は、MCD(MagicControlDevice)により格段に早く、大量に発動出来るようになってきた。
そして、そのMCDを扱う人を魔導師と呼ぶ。
魔導師は世界でも1万も居ないと言われている。
大きな理由は2つある。
1つは、圧倒的な魔導師の適性者不足である。
魔法はMCDさえあれば、誰でも使えるわけではなく、魔導師としての才能がないと、MCDで魔法すら放てない。
これは、魔法を少しかじる奴なら誰でも知っている常識の1つだ。
もう1つは、魔法を教える場所の少なさだ。
魔法は圧倒的な破壊力なため、1つ間違えただけでも大事故に繋がりかけない。
そのため、世界中は魔導師の発掘と学校の開発に力を注いでいる。
これにも訳がありさっきも言ったが、「魔法は圧倒的な破壊力を持つ。」そのため優秀な魔導師はイコール優秀な戦力になる。
日本には7個の国際魔法高校があり、世界では、150を超えるといわえている。
この物語は、国際魔法第三高校の魔法適性0の少年の物語である。