表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Best Memories  作者: 紅絹
6/6

生死を賭けた大決戦


 (俺はここで死ぬのか……?)


 (どうして……こんな事に……)


 (くそっ……もう、駄目……か……)










 (腹減った……)


時刻は昼休みを半ば過ぎた頃。

俺は、昼飯を食い損ねてダウンしていた。


時を遡る事、三十分。

四時限目の教室にて。


 (後、二分十八秒……)


俺は、スタートダッシュのタイミングを見計らっている。

来る戦いに勝つために。


 「では今日はここまで……」

教師の授業を終了を告げる一言が引き金となり、一斉に教室を飛び出す。

他の教室からも、続々と出てきているのが見える。

皆が必死に追い求める物。

それは、食堂の食券である。

五分もあれば全て売り切れる為、売場は常に戦場と化す。


その戦いに勝利すべく、今こうして走っている訳だ……


 「籠屋、ちょっと良いか」

 「良くないです」


数学教師を軽くスルーして、目的地へ向かう。


ガシッ。


いや、もう『グワシッ』でも良いくらい力強く肩を掴まれた。

いやぁ数学教師なのに、既に人一人殺ってそうな眼力をお持ちで……


 「籠屋、お前は最近……」


こうして俺は、十分近く説教を受けることとなった。

そろそろ中間だか期末だかのテストです。

もうどっちだか分からなくなる程、テストの事を忘れてました。


今から必死に足掻きますので皆さん、応援よろしくお願い致しまーす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ