第30話
30.That is Shangri-La
(まさかこんな事になるとはな……)
ジュヴキャッチの身柄を送り届ける作戦が大いに遅れていた、理由は明快、移送船に仕掛けたエラーを解除できないからだ。
リーと喧嘩をしてから今に至るまで何度も呼びかけたがガングニールと一切連絡が取れない、こんな事は初めてだ。さらに緊急開放されたダンタリオンとも通信が途絶、明らかな異常事態だった。
アッシリア艦隊に所属する軽空母アッカー内の格納庫には、艦載機である海軍の特個体と一緒にガングニールも並んでいた。昨日、ダウンしてからそのままだ、直接地面に横たわったせいで細かな部品にダメージが入っているが、他は何も問題は無かった。
(海軍が出張るのは大方予想できたが……まさか空軍まで今回の作戦に噛むなんてな……嫌な顔を見てしまった)
格納庫に下士官を引き連れた艦長が入って来た、ここ最近良く見かけていた女艦長ではなくいかにも神経質そうな男性だった。階級は少佐、ハウィからルヘイに続く海を防衛している指揮官だった。
海の上に立っている割には随分と白い顔を持ち上げ話しかけてきた。
「アッカーにようこそクーラント殿、私はこの海を預かるシンス・ペーストリーです、お見知り置きを」
「……ご丁寧にどうも、ご迷惑をかけています。ヴォルター・クーラント、この機体のパイロットです」
「その自覚があるなら結構です。機体が復旧するまで自分の家だと思ってゆっくりと寛いでください」
(ちっ……面倒臭い)
相も変わらず、爽やかに皮肉を言ってきた。
「作戦の方は順調ですかな?何やら移送船で大変な事が起こったようですが」
「ええ、航海用のシステムに不具合があったようでして、もう間もなく作業が終わるはずです」
「作戦にアクシデントは付き物だ。その後をどうフォローするかによって指示者の手腕が問われるものだと思っている、違いますかな?」
「………分かるように仰っていただけませんかね」
「おお、怖い怖い、狂犬の名は今なお健在ですな。これなら機人軍からの横槍があっても耐えられそうだ」
「……………」
艦長との面倒臭いやり取りを携帯の着信が断ち切ってくれた、この時ばかりはガングニールがいない事に感謝した。
皮肉を言うだけ言って去って行った艦長たちの背中を見送り、携帯の通話ボタンをタップした。
「ヴォルターだ」
相手はイシカワだ、ビレッジコアから逃走を図った事務次官を追跡し、案の定ハウィまでやって来ていた。
その声音は悪い、昨日から今日にかけて夜通し追跡していた疲労から来るものではなかった。
[ヴォルター、ちょっとマズい事になった。入院していた事務次官の息子とシュタウト少佐なんだがな、入院履歴を消されて表向きは存在していない事になっている]
「本人たちは?」
[それぞれの病室にいると思うがカーテンを締められているから中を確認できない。現地に向かわせた公安員もこのままじゃ中に突入させることができないぞ、どうする?]
「ガング──ちっ」
俺の失言を聞き逃してくれる程、イシカワとは短い付き合いをしていなかった。
[何だ?ガングニール?お前に愛想尽かして国へ帰ったんじゃないのか]
「そんな下らない冗談はいい!」
[まさかこのタイミングで二機とも現場から離れるとは思わなかったよ。なあヴォルター、俺たちは今やただの人間だ、情報を集めるにしたって時間がかかる。その点どうだ、あの二機は煙草一本吸い終わるうちに仕事をこなして俺たちをバックアップしてくれていた]
「何が言いたいんだ」
[今度戻ってきた時は機嫌ぐらい取ってやれ、お前もヒイラギも扱いが雑過ぎるんだよ。ま、戻ってきたところで記憶は消されちまってるから今回の事は何も覚えていないだろうがな]
「何だそれは、俺たちのせいだって言いたいのか?」
[他に誰がいる?あの二機とコミニュケーションを取っていたのはお前たちだけだ]
見上げた先には沈黙したままになっている機体があった、光りが灯らないカメラアイに哀愁を感じたのは...気のせいだと思いたい。
ペーストリー艦長の皮肉と比べたらいくらかマシだが、それでもやはり腹は立つので無理やり話を変えた。
「その話はもういい。それより事務次官はどこだ?今は奴の動きを追うしかない」
[事務次官ならカウネナナイの大使館内だ、俺とビーリで張り込みをしているが一向に姿を見せない]
「用意周到な……」
[大方、ユーサ港が襲撃された当日から逃げる算段を立てていたんだろう]
物言わぬガングニールの前から離れて出口を目指した、ここにいても俺にできることは何もない。ハッキングを受けたガングニールに時間をかけ過ぎてしまったようだ、これなら先に関係者の身柄を押さえておけばと思うが後の祭りだった。
「俺は移送船を見張る、何かあれば連絡しろ」
[当たり前だ、いつまでも逃げたカミさんに縋っているんじゃない。能が無いなら足を動かせってんだ]
こっちの返事も待たずに切りやがった...何か?皮肉屋ってもんは勝ち逃げするのが当たり前なのか?
イシカワの文句は、ガングニールを失いあたふたとしていた俺の胸に良く刺さった。
✳︎
(これが本当に……?あのタガメに孵化するというのか……)
割れた窓ガラスから差し込む光りによって、僕の掌は銀色の輝きを放っている。数えるだけでも十数個、この一つ一つに命が宿っていると思うと不思議な感慨があった。
別のフロアのクリアリングを終えたキシューさんが、床に散乱しているガラス片を踏みしめながら戻ってきた。
彼女の手にも流出してしまった真珠が握られている、その一粒を僕へ放ってきた。
「見てみな」
難なくキャッチした真珠は綺麗な丸ではない、一部が盛り上がった歪な形をしていた。
「精子みたいな形をしていると思わない?」
ちなみにだが、キシューさんは女性でありながら下品な事を平気で言うような人だった。髪はベリーショート...というか僕よりも短い、両耳にはゴテゴテのピアスを付けておりいつもお決まりのジャンパーを着ていた。
そんな彼女とビレッジコアに残り、ジュヴキャッチのアジトを転々としていた。目的は奴らが"ハフアモア"と名付けたこの真珠だ、流出させた犯人は厚生省事務次官であるジョン・グリーン、時計の針が天辺を回れば彼は晴れて指名手配犯、今の立場と全ての権限を剥奪される予定だった。
渡された真珠を良く見てみる、確かに真珠から芽のような物が出ていると言えなくもないが...これを"おたまじゃくし"だと捉えるキシューさんが凄い。
「これのどこがおたまじゃくし何ですか?」
「健気に泳いで股ぐらに突っ込んでいくのが目に浮かぶわ」
「他に見つけた真珠はこれだけですか?それなら別の場所へ行きましょう」
雑居ビルの中に放置されたオフィスが奴らのアジトになっていた。昨夜、身柄を押さえに来た警察官らとやり合ったのか床には薬莢がいくつか転がっている。
灰皿や紙皿が並べられている長机の上には、回収した真珠を保管するためのケースが置かれている。留め具を開けてみやればそれはもうごろごろと、数え切れない真珠があった。
無視されたキシューさんがその真珠を乱暴に掴み、ちょっと拗ねた顔をしながらこう言った。
「これ、あんたの鈴口から突っ込んでやってもいいんだよ?そうすりゃいつもの倍近く気持ち良くなれ──」
「無視したのは謝りますから!変な事言わないでください!」
「まだ言ってないことがあるの、どうしてあのバーにあった真珠だけが孵化したと思う?そしてこれ、精子には必ず卵子が必要よね?」
そう言いながらまた真珠を見せてきた、僕に渡した物よりもさらに芽が出ている真珠だった。
キシューさんの言葉にさすがに僕も気付いた。
「……まさか、精子と卵子のように二つの真珠からタガメが生まれると?」
「あたしはそう思う、だからこうやって一つの箱に収めておくのはマズいんじゃない?次開けた時……ぶわぁわぁっ!と」
キシューさんが口を大きく開けて僕を驚かせている、覗いた舌にもピアスがあり爬虫類のように先が二股に分かれていた。
「──それがもし本当なら、こんな方法で回収を命じたりしないでしょう」
渡された真珠をもう一度良く見やる、指先で摘める大きさで芽のようににょきっと生えているのはさっきも言った通り、さらに近づけて見やればその根元が航空灯(また位置灯)のように小さく明滅を繰り返していた。
「──光ってますよこれ!」
「──うっそ!ちょっと見せてみ!」
「………精子じゃありませんよ、内側から突き破ったように芽が出ています……」
「いや植物だって似たようなもんでしょ、胚ができなきゃ人間も花も誕生できない」
「そういう原理でしたっけ?」
「これは大発見……イントロから入るエレキが結局一番カッコよかった時以上ね……」
「何ですかその例え……すぐに報告しましょ──」
そう口にしてはたと思い出した、今の自分に連絡を取る方法が一つしかなかったということを。ダンタリオンはいない、正確には接続が途切れているので特個体としての機能を使えないのだ。
慌てて取り出した携帯をキシューさんが上から押さえつけてきた。
「やめときなさい、盗み聞きされるわ」
「しかし……」
「奴の身柄を押さえてからでも遅くはない、もしくは裁判所からきちっとした逮捕令状が出るまでは全ての通信を控えた方がいいわ。奴と繋がっている連中はあたしたちが思っている以上に多いかもしれないしね」
「………分かりました。回収を急ぎましょう」
明滅を繰り返す真珠を同じケースに入れるのは何故だか嫌だったので、奴らが残していった飲みかけのペットボトルを逆さまにしてぶちまけ、その中に放り込んでおいた。
◇
「その保管方法はどうなの?ポケットに入るミニサイズだからってそれはアリなの?」
「キシューさんが精子の話をしたんでしょ、下手に他の真珠とくっつけたくなかっただけです」
「だからってペットボトル?自分の股間に入れておけばいいじゃない、そっちの方が斬新だわ」
「頭おかしいんじゃないですか」
げらげらと笑うキシューさんと連れ立って雑居ビルの出口を目指した。エレベーターは使えない、埃やゴミに塗れた階段を使って一階に降りた。長年、放置された影響で廊下も酷い有り様だ、薄暗く出入り口から入ってくる外の明るさだけが唯一の光源だった。
外では立ち入りを制限するため警察官が一人だけ立っていた、侵入禁止テープの向こう側で屹立している。僕たちの話し声が耳に届いたのか、手に黒光りする物を握りながらこちらを振り向いた──
「……っ!」
サプレッサー越しの発射音、それと同じくして真横から強い衝撃があった、キシューさんだ、僕を跳ね飛ばして危機から救ってくれたらしい。
「もうちょっと優しく!」
「──ガキ相手に筆下ろしはしない主義なんでね!」
「じゃあ誰にするんですか!」
床に散乱していたガラス片やら何やらで倒れ込んだ体半分が痛む、僕は一階トイレの中、キシューさんは一階オフィスの中に隠れられたようだ。
無言で発砲してきた警察官もゆっくりと突入してきた、ぱきりぱきりと破られるガラス片、明らかな敵対行動だ。
(ジュヴキャッチか……?それとも事務次官の関係者?どっちにしたって狙いはこの真珠だろうな……)
入ってくる時はただ敬礼していただけなのに...ああ、このビルにある真珠を全部回収させてから奪う算段だったのか。
逃げるか戦うか、敵の人数も配置もまるで分からないため善後策が立てられない。
(くそっ……こんな時ダンタリオンがいれば……)
昨日、僕が開放した後はグリルさんと繋がっていたらしい。その後も街の為に戦闘行動を続けた後ふいに通信が途切れ、それから通信ができないらしい。特個体の"行方不明"、今まで経験したことがない異常事態に保証局は戸惑い今日までずるずると引きずっていた。
無言の警察官が立ち止まった、やけに耳に届いていたガラス片の音も止み、不気味過ぎるぐらいの静寂が僕たちを包んだ。
だからこそと言えばいいのか、昨日から使用していなかった特個体の通信装置に反応があって心底驚いてしまった。相手は──ダンタリオンからではなかった。
[ホシ・ヒイラギ、お前が持っているアタッシュケースをその男に渡せ。そうすれば命までは取らない]
相手はジョン・グリーン事務次官だった。
[聞こえているな?]
[何故あなたが……インプラントでも埋め込んだんですか?]
[馬鹿を言え、脳をいじられるのはお前たちだけで十分だ。それよりもそのハフアモアをその男に預けろ]
[渡すと思いますか?それにあなたは指名手配犯、罪状はテロリスト幇助罪ならびに公務員職権濫用罪。おとなしく自首されることをお奨めします]
[それは今日の正午に下りる判決だろう?時間はまだある。もう一度言うがその男に渡せ、これは最後の命令だ]
(何が最後の命令だ……)
アタッシュケースの留め具を外してからキシューさんに目配せをする。かちりと鳴った音に反応したのか警察官が少しだけ身動いだ。
[余計な真似はするなよ?]
[分かっていますよ、今からお渡しします!]
それを合図に開いていたケースの中身を警察官に向かってぶち撒けた。真珠が黒い点となって警察官へ殺到している、その隙にキシューさんが身を躍らせ殴りかかった。しかし──
「こいつっ!」
「離れてっ!」
綺麗に入った鳩尾の打撃をものともせず、昏倒させられなかった警察官がキシューさんの腕を掴んでいる、このままでは殺られると判断し銃を構えた僕の足に鋭い激痛が走った。
「っ?!」
「──ホシっ!このクソやろ──」
キシューさんの金切り声は途中で鈍い音ともにかき消された。痛みに下げていた視線を上げれば壁が大きく凹み、その下でキシューさんが倒れていた。
(何て馬鹿力っ!それに手慣れているっ!)
気絶したキシューさんに警察官が銃口を向け、引き金に指をかけたと同時に何故だがその警察官がその場で倒れてしまった。即死だ、頭から血を流している。キシューさんの反撃かと思われたが──雑居ビルに新しい人の気配が生まれた。
「……お前はっ……」
「無様だな」
「何でお前がここにっ……」
「安心しろ、お前たちに興味はない。ハフアモアを回収しに来ただけだ」
ヴィスタ。ジュヴキャッチの実質的なリーダーとして目される男、先日まで追いかけていたテロリストだ。
激痛に眩む頭でもやるべき事は分かっていた、それに習って銃を構えるが──
「おとなしく寝ていろ」
迫り来る靴のつま先が最後に見た光景だった。
✳︎
[坊やがやられた!売女とも連絡が取れない!]
「最後に回った所は何処だ?!」
[廃ビルの中だ!定時連絡から一〇分過ぎている!今現場に警察官を急行させている!]
「クソったれがこんな時にっ!」
[坊やのコネクトギアを経由して通話履歴が残っている!音声データは無い!間違いなく事務次官だ!]
「発信源は?!」
[……………はぁ?!病院?!どうなってるんだ!奴は大使館の中じゃないのか?!]
グリルの慌てふためく声を聞き、グループ通話にして同じ内容を聞いていたイシカワが吠えた。
[あの病院にはヘリポートがある!奴らそこから逃げるつもりだ!サイトウ!お前だけでも突入しろ!]
サイトウからの返事はない、張り込みをしていたホテルから飛び出して行ったのだろう。
移送船が停泊している桟橋には拘束具を装着したテロリストたちがずらりと並んでいる、ガングニールが仕掛けたエラーをようやく解除し一日遅れで出港する寸前だった。
(こっちがブラフってことかあのクソ狸めっ!)
整列している顔ぶれは様々だ、カウネナナイ人よろしく肌黒い奴らが殆どだが中には肌が白い奴らも混じっていた。男だけではない、女や老人もちらほらといた。
それらに一瞥をくれてから俺も駆け出した、ここで張っていても意味がない。その去り際──
「………」
「………」
見たことがある顔があったような気がしたが──それどころではないと駐車場へと急いだ。
◇
病院に向かう道中で正午を過ぎた。これで奴はただの狸に成り下がった、職権を濫用して逃走することはもうできないはすだ。しかし、ここで取り押さえないとカウネナナイに渡ってまで追跡をすることができなくなってしまう。
こういう時にもガングニールは大いに役立つがその恩恵は受けられない、後日俺の元へ信号無視をした罰金の請求書が届くことだろう。
到着した病院ロビーは物々しい雰囲気に包まれている、乱暴に停められたパトカーに群がる人たち、それらを押し退けて俺も病院内に入った。
「サイトウ!」
[あのクソ狸がっ……!銃を携行していやがったっ……!]
エレベーターに乗る手間が惜しい、階段を駆け上がり最上階のフロアを目指した。
ヘリポート前の扉には負傷したサイトウと警察官、誰も死んではいない、それらを通り過ぎて風が強く吹き荒ぶヘリポートに突入した。
「ジョン・グリーンっ!!!!」
風の音に負けないよう声を張り上げた、奴は一人だった。ヘリポートの真ん中で携帯を使って通話しているようだ、奴の手には自動拳銃が握られている。
予断なく構えながら距離を素早く縮めていく、ブーツの底がタラップを叩いて金属音を鳴らしている。
しかし様子が変だ、奴はこちらに一度視線を向けただけで携帯を手放そうともしないし銃を構えようともしない、それにお目当てのヘリすら飛んでいない。
「抜かったよ……」
耳に当てていた携帯をそのまま地面に放り投げ、奴がそう言った。
「お前、自分が何をやっていたのか自覚はあるな?」
「ああ……まさか最後の最後に裏切られるとはな……」
「裏切る?」
「……ここでする話じゃない……ああ、そうだな、人生を棒に振ってまで得ようとしたハフアモアの話をしてやろう」
茫然自失、奴の目は虚だ。
「これは万物の可能性を秘めた卵だ、カウネナナイの連中が本来の目的を忘れてまで得ようとした理由が良く分かる、だから私も身内を使ってまで得ようとしたのさ。だが、これの真価を発揮させられるのはここじゃない、カウネナナイでなければならない」
「…………」
「ウルフラグにはない、しかしカウネナナイにはある、それが何か分かるか?」
「……知らん。そんな与太話より──」
「ガイアだ、母なる大地、万物の可能性を生む理想の大地。私も行きたかったよ──」
「──っ?!よせ!!」
乾いた発砲音が一つ。自殺を図った事務次官がその場で倒れた。
✳︎
「キング中佐も誰かと電話したりするのですね」
契約したばかりの令嬢が、通話を切ったと同時にそう話しかけてきた。その目にはあるのは好奇心、長らく私に向けられることはなかった普通の視線だった。
「嫉妬かな?」
「まさか。何か予定があったんですか?」
「ああ、何、気にすることはない。向こうも都合が悪くなったようだからね、君の方が最優先さ」
「あっそうですか」
吐き捨てるようにそう呟いた後、食事を再開していた。
(すまない、だがこれも………)
これも全ては"空"の為なんだ、悪く思わないでくれ。
※次回 2022/4/9 20:00 更新