ギルドの依頼と再会
過去繁華街に遊びで行ったことは実はあまりなかった。
物価は高いし、人は多くてレジとか並ぶ時間長い。飲食店もそうだ。客層もそれを当たり前のような顔する。
なんつーか、ああここは俺にあわないところだなとしみじみと今でも感じる。
仕事終わりは大抵家に帰っていた。遊ぶ金も時間もなかったからだ。
コンビニでチキンフライを買って歩く。色とりどりの町並みに目を奪われながらも初めて行ったきり行っていなかった冒険者ギルドに入る。あの時とさして何も変わらず煩いくらい賑やかさだ。
職員が獲物を見つけたと言わんばかりに近寄ってくるが既に登録している旨を話すと散っていった。来たくもなかったが何か面白そうな情報収集するのならここほど適材なところもなかったのだ。
情報を手に入れるのは自分で探すより誰かに聞いたり、より情報収集能力が高い人に探させる方がいい。
職員に話すと戦闘レベルのことになって1はとっとと2になれと言われた。1はいわば駆け出し。レベル1冒険者は冒険者にあらず、登録しただけの奴とまで酷評された。2にならないと話にならないらしい。確かにこの際目標として2になるのもいいかもしれない。
管理人曰く俺はミノを安定して一人で狩れることから最低でも3以上は確実だと太鼓判を押されていたがついぞ昇格試験を受けに行こうとは今までならなかった。これを期にいいチャンスかもしれないと聞くと合同試験らしく試験は先日終わって次は来月と言われた。
この時ばかりは暇してグダグダしていた昨日までの自分を呪う。
明日3への試験があるが2でない俺は当然受けられない。取り敢えず事前予約をしておいた。
好奇心というよりかは将来を見越しての予習として3の試験を見る。せっかくここまで来たのなら何も収穫なしで帰るよりか多くの情報を持ち帰ろう。まあ、ネット検索すればだれでも簡単に手にできる情報らしいが。
2は確か以前見たのではオークとかゴブリンの群れだった。
3はどれどれ……ほぇ、めんどくさそうだ。
2への昇格試験は金さえ払えば受けられるのと違い、3への昇格試験ではまず指定された各モンスターの討伐証明部位を指定数納品してやっと受けられるらしい。試験に失敗すれば納品からやり直し。なんともシビアだ。試験内容は2と同じで試験官監視の下目標レベル3モンスターを討伐できれば合格できるのが救いか。
ここまで来て知識欲に突き動かされた。果たして4への昇格試験はどんなものだろうか。食指に導かれて突き動かされるように目を動かした。
そこに書かれているのは信じられなかった。
内容は一回限定、失敗したら2度と受けられない。そう記載されていた。
そんな2度と受けられないだなんて‼ 失敗したら永遠に3なのか? きっと何か冗談だとより調べるとそのことの真実が裏付けされる。失敗したら2度と受けられないのはガチだった。冒険者は圧倒的に3以下が多いのはそのせいだ。4とそしてその上の最上位5は限りなく少なかった。狭き門なのだ。
うわ、何か友人が動画サイトで試験に落ちた冒険者をくっそ煽って笑っていたのを思い出した。こういうことだったのか。
……俺も笑うけど。
しかしどうしてこんなに難しいのか理由を探すと意外や意外、4からは要人警護や都市間との条約を結ぶ重要文書を届けたりする依頼があるのだ。当たり前だが失敗は許されない。イレギュラーが起きても絶対の対処を求められる。そりゃあ想定外の問題が起きて要人を死なせちゃいましたーじゃすまない。
故に試験は一回ぽっきり。
だから試験もレベル4対象モンスターの撃破だけじゃない。
要人を相手にするのだから相応の礼儀作法は必須だし、対人戦闘訓練も行われる。
そんな難関を無事突破して4になれるのだ。
だが受難はまだ終わらない。
4になってからも特定の依頼の失敗が規定数を超えたり冒険者活動成績が低いと3に落とされるのだ。
因みに要人警護で死なせてしまったらほぼ一発で降格……まあ要人も過去失敗した冒険者に警護を保とうはしないだろう。
企業契約でどれどれの素材を集めてくれ的なのが失敗しても数回許される程度みたいだ。それでも評判は下がるし違約金も払わないといけない。
レベル4クラスに成ったらスポンサーが大抵つくから、動画とかグッズ販売、企業を自分で立ち上げてそっちで成績を出して収入を得ている人が多いみたいだ。
何とも難しい……けど車の運転だって一発免停になるのもあるしこんなものなのか。
もうこんなの無理だろと思うが残念まだこの上があるらしい。
そんな背水の戦いを強いられながらも4で活躍して目指すその先、5を怖いもの見たさで見る。
それは……意外や意外試験も何もないらしい。ただただそこにあるのは常識という名の物差しで測れない傑物だけの領域。強者以外の存在を許さない聖域。
積み上げられた伝説ともいえる実績。誰からも認められるその名声。その者がレベル5となるのだ。
うへえとげんなりする。やっぱ上を目指すの止めようかな。底辺でちょこちょこ小遣い稼ぎできればいいや。レベル5も東京で5人しかいないらしいし日本全体でも10人前後。俺には無理だな。だって俺の目標は強くなることもそうだけど前提として面倒なの嫌だし。
優柔不断でめんどくさがり屋。気分で動いて熱しやすく冷めやすい。たぶん人類の大半はそうできている。他でもない人間性あふれる俺が保証するんだから間違いない。
ここまで来たのならそのレベル5の仕事はどれほどかと興味もでてくる。
仕事内容を見る分はタダらしいから。
恐る恐る見ると、何とかっていう聞いたこともないのもいるが中には一般人でも知っているような化け物の討伐。報酬も莫大だ。一番金額の低い依頼の金額ですら死ぬまでに使い切れないだろってくらい膨大だ。
どんな戦いになるのかおおよそ見当がつかない。
あ、高尾山のドラゴン討伐がある。そっかあんな感じのか。無理だな。
子供でも聞いたことがあるような悪党の殺害。これは少し覚えている。確か現レベル5の一人が何とかっていう悪党と以前引き分けた時は東京全体を揺るがすような凄惨な戦いで、解体工場も含めた周囲一帯が停電になって残業になった。因みに俺の家の冷蔵庫の中身は無事死んだ。
あんなはた迷惑な事を依頼しているのか。恐ろしい所だ。
他にもダンジョン深層部の素材の入所。
空を飛んでいるダンジョン、通称重力要塞の進入路確保。
ああこんなのもあるのか。友人がハマっていた行方不明のアイドルのパーティーの捜索及び遺品と遺体の回収。
まあどうでもいいか。俺には関係ないし。
現実的な次点の目標ではやはりどこか初心者向けのダンジョンかフィールド探索に目星をつけるのがよさそうだ。
そこで探索と考えてあの前回の散々な目に遭った高尾山探索を思い出す。
あれは実に苦い思い出だ。いやーよく俺生き延びられたな。今の俺があるのもあの時があってこそだが本当に散々な目に遭った。
見るとレベル制限なしであの時の遺体回収依頼がある。借金まみれの遺族だろうに皆で報酬をかき集めたのだろうか。
現在は高尾山は立ち入り禁止されているがその手前の範囲だけでも遺品回収をお願いしているようだ。
裏切り者のリーダー。俺に頭突きを食らって眼鏡をかち割られ気絶した副リーダー。
同期の結婚詐欺にあったおっさん。他もちらほらと顔が浮かび上がる。
人生何があるのかわからない。
俺はあの死んだ人達と何も変わらない。別段何か優れていたわけでもないし、特別でもなかった。あの時死んでいてもおかしくなかった。
ただ運が良かったのだ。
「……骨は拾ってやるって言葉があるもんな。初心に戻るのもいいかもしれないな」
久しぶりに俺は高尾山に向かうことにした。
久しぶりの高尾山は前来た時と一変していた。瑞々しくも力強く旧時代の建物を飲み込まんとする生命の進撃は建物と共に恐竜大合戦のブレスで無慈悲に焼き払われていた。
今も風に交じって焦げた匂いと灰が舞い上がり、その姿は退廃的で以前の森林は見る影もない。
あの時と同じ晴天なれど同じ空の下に居るだけで別の所に居るようだ。
そこかしこから小さい生命が咲きはじめているが、ここに来る冒険者の目的である薬草や山菜取りもできないので余計人は足を運ばないだろう。
初めて来たように不慣れに歩を進める。不気味なほど静かだ。鳥の鳴き声も風に揺れる草木はもうそこには無く、どこかでお花を摘もうとしても開放感が溢れすぎている。誰も見ていないだろうけどこればかりは少し羞恥心が強すぎた。ダンジョンに潜る様になってバッグには必ずトイレットペーパーを入れているようにしているのだが傘か何か持って来ればよかったかもしれない。
やんわりと記憶を頼りに進む。あのときは慌てていたし他人を気にする暇がなかった。皆がどこらへんで倒れたかなんてわからない。
そんな時はドラゴンの力だ。嗅覚が良くなる。以上。実に無駄遣いである。だってさっさと終わらせたかったからだ。明日以降もやる気はないし今日も日が暮れるまでには帰りたかったから。
これはあくまでも気持ちの整理のためにやっているのだ。あえて言うなら依頼人のためでなく俺のため。義理は果たしたと偽りでもいい、自分を納得させるために来たのだ。世の中にはあるだろう成果は別としてやったというポーズが大事なことは。過去の清算。それだけだ。
はなっからこの燃えた森の中から見つかるだなんて
「見つけちまったよ」
頭蓋骨が転がっていた。
倒木が重なる中にそれは無言で鎮座していた。
がらんどうとした瞳の無い双眸が恨めしくこちらを、いや気のせいだ、何も思わない白い骨が俺を見ていた、いやもうそれは見ることもない。
動揺している。らしくない。冷静になれ。
上に乗っている焦げた倒木をどけて拾い上げる。
体の方は黒焦げ、一部は熱で溶けていた。持ち物もない。これが誰だったかもうわからない。
熱の痛みをこらえるために必死に歯を食いしばったのだろうか。歯も欠け、最悪これを依頼者に提出してもわからないのではないかというぐらい損傷が激しい。
俺もこうなっていたのか。誰ともわからない骨になりはて、人知れず何もない荒地で一人朽ち果てていく。
せめて……俺は死んだら墓を作ってほしい。
誰にも墓参りされなくてもいい。ただ故郷に帰りたかった。
そんな長い付き合いじゃないのはわかっている。けれど大事に袋に入れてバッグに仕舞った。そこで入れなければきっと俺も将来死んだとき同じような末路を辿る幻視をしたから。
そんなことをしていた。
先ほどまでに日が暮れるまで帰ると決めていたのに、俺はまるでさまようように日が暮れても探していた。やはり優柔不断である。
結局遺骨は二人分しか見つからなかった。
次第に陽が沈んで周囲は暗くなった。暗くなってもドラゴンの目は案外見えるがそこまで良くない。
これ以上は鼻だよりにしていても無理だろう。
ハンドライトを照らしながら仕方なく帰ることにした。それでも必死に鼻で臭いを吸って行きとは少しだけ道を反れて帰った。一人でも多く仲間を故郷に連れ帰る為に。
その時、奇妙な匂いを嗅いだ。焦げた森の中で奇妙な、それでいてどこか懐かしい以前にも嗅いだことのある匂い。
懐かしい? その自分の中に生まれた感情に混乱した。
どういうことだ。郷愁を感じさせるこの匂い。なぜ自分は懐かしいと思うのか。
何もないこの森に。人の骨の匂いでもない。
まるで麻酔薬を嗅がされるように脳に靄がかかって誘われるようだ。手を誰かにひかれているとすら錯覚した。
俺はこれを知っている。それは強烈なほどに。まるで昔から知っているように。だけどこれほど強いのに思い出せない。
この時実はかなり怖かった。興味が、本能が、導かれるままに魂を連れ去られそうだったからだ。俺はこれに行かないといけない気がしたのだ。
自分の感情に体が突き動かされて止められなかった。
ライトで道なき道を照らし、何かを見つけた。
灰に埋もれ、何かがあった。
手で触れるとそれは信じがたいほど固かった。
「お前か。お前が俺を呼んでいたのか。納得だよ。俺自身だったのか」
赤い岩の欠片とも見間違えるほどの大きな鱗。
俺の力の元となったドラゴンの鱗だった。
確かに緑色のドラゴンの攻撃された赤ドラゴンの鱗の一枚や二枚は山に落ちていてもおかしくなかった。
それが呼んでいた。
死とは偉大だ。人もドラゴンも関係なく彼もまた土に転がり誰かに葬ってほしがっていたとでもいうのか。
まさか強大なドラゴンが死んで病気で死ぬ行くちっぽけな俺が生き残るとは皮肉だ。
感慨深く手に取って確認するとやはり大きい。緑ドラゴンよりかは確かに小さかったがそれでも人類よりかははるかに大きかった。俺なんて成す術もなくなされるがまま大きな運命に巻き込まれ、事実俺はあの日死んで生き返ったのだ。生まれ変わったと言っても差し支えない。
全てはこいつから始まったのだ。
手に取って表面を触ると今まで感じたことがない感触だ。木でも鉱石でもない。
鱗だから身近な魚の鱗と比較してしまうがそれともやはり違う。魚の鱗は薄くてみずっけがあるのに対して鉱物のようで植物のようでもある。
そして心がざわめく。魅入られているとでもいうのか。興奮するもどこか腹の下の底の方が切ない。そんな不思議な気持ちを強いてくる。
軽く殴ってみるととどれくらい固いのかがわかる。タングステン合金と人工ダイヤに最近は目を盗んで少しミスリルを食べたというのにまるで敵わない。一体どれほど固いのだろうか。
少しひびが入っていることからドラゴン同士の戦いが遥か彼方の高レベルの戦いだったのか窺い知れる。俺なんてひびのところを意識して殴ってもうんともすんとも言わないのに。
食べれるか齧ってみたが文字通り歯が立たなかった。
「いいなこれ。盾につかるかも」
無理なら記念品として漬物石に使おう。
盾の使い方なんて知らないからそれっぽくポーズをしてみる。
「持ち方はこんな感じかな‼」
手に取ってぶんぶんと振り回す。拾いものだ。来てよかった。もしかしたら死んだあのおっさん達も俺を見守ってくれていたのかもしれない。
自分たちの分も俺に生きて欲しくて。そんないい子な俺にプレゼントが。
もしかして明日から鱗拾いするのもいいかもしれないな。
おし、そうと決まれば明日から――――――
『貴様何をしている』
そんな俺に直接脳内に話しかけられたのは同時だった。
「ぴゃ‼」
見上げたらあの緑ドラゴンが空から見下ろしていたのだった。
野郎、無音で飛んでやがった。
いきなりで心臓が止まるかと思った。もうめちゃくちゃびっくりしたじゃんか‼ 夜中に骸骨背中に背負ってるからもう恐怖心Maxだよ。危うく俺も心停止して加わるとこだったよ。
蛇に睨まれたカエルとはまさにこんな感じなのだろう。羽の生えたトカゲだが。
久しぶりの緑ドラゴンはこちらが反応もできないくらい目にもとまらぬ速さで鷹が兎を狩るように空から真っすぐ地面に突き刺さる勢いで降下すると相も変わらず俺を鷲掴みした。相手に有無を言わさず強引に事を運ぶこの言動。扱いがやっぱり雑だった。
もうね呆気にとらわれていて放心というか思考が止まっていたね。だって現状が理解できないんだもん。
『やはり貴様か。まさかあの怪我から生き延びるとは人間とはなかなかどうして。闇夜の中目立つように光を振り回しているのが見えて来たが変わらず阿呆なことをしている』
「俺食っても美味しくなよ‼」
『そうだろう。そも貴様は殺さん。今は忙しくてな』
ドラゴン目線で見ると俺ってまずそうなのだろうか。DHCとか豊富にありそうなのに。
運命の悪戯か、またしても伝説の生き物と邂逅してしまった。そうでしたねここあなたの庭でしたね。
幸いなことに知っている顔だから見逃し序に世間話をしに来た雰囲気だ。
改めて見る緑ドラゴンは以前より一回り大きくなっている気がする。鱗の色も艶が良く、苔のような緑からエメラルドのような鮮やかな物になっている。
まさかドラゴンにも第二次成長期があったとは知らなかった。
そんなあほな思考に囚われていると、遅れて風切り音とともに空からもう一匹下りてくるのが見えた。子供ドラゴンだ。以前は犬くらいだったのが今や馬くらいになって飛べるようになっている。きっと俺くらいならぺろりと食べてしまいそうだ。
地面に下ろされた俺は、よ‼ 久しぶり‼ って感じに尻尾で背中を叩かれたが数メートルぶっ飛んで岩にぶつかって止まる。やっぱこいつキライ‼ 命の恩人殺そうとしてる‼
「……痛い。止めて。お願い俺死んじゃうから」
この直接脳内に話しかけるのはまだできないのだろうが子供ドラゴンが笑っているのはなんとかわかった。
絶対碌な大人にならん。
「あれ? お子さんもう片方はお留守ですか?」
2匹に同じように2回やられるとたまった物じゃないから警戒するがいつまでも姿を現さない。
こいつらは遊び好きだから油断したところをズドンもあり得る。
たぶん人間が虫で遊ぶ感覚でもてあそばれてそのうち勢い余ってぷちっといくことうけあいだろう。
まわりを探していると緑ドラゴンがやや気まずそうに言い出した。
『帰って来んのだ。兄妹げんかして昼過ぎに飛び出して探している』
「あー反抗期。でもそれだけですかな? お子さんが異性の友達を連れて来て交際に反対したとか?」
『…………人間も親が子供の交際に反対したら嫌われるのか?』
「……はい」
世知辛いの。世知辛いですね。
子供の世話が難しいのは万物共通のようだ。
案外人間とは理解し合えるのかもしれんなと親ドラゴンは皮肉そうにクックックッと押し殺すように笑いだした。
『きっと空を飛んでいるから会うことは無いだろうが万が一見かければ帰ってくるように伝えろ。まったく、飛ぶようになってからは鼻で追いかけるのも難しくてな。風が強い日は特に』
「了解です」
それを最後に二匹は来た時と同じように急にやってきて急に去っていった。何てはた迷惑な野郎だ。
子供の命の恩人に再開したのだからもう少しおしゃべりしていってもいいかもしれないだろうとも思うがお子さんが家出中だから無理もないか。
アイツ親馬鹿だし。
「……俺も帰るか」
唐突な久しぶりの再会。物凄い心臓がバクンバクンしている。彼我の戦力差が今一度わかったからだ。俺は強くなったがそれは人間の範囲。ありゃあ勝てないと一瞬で悟ってしまった。
もっと精進せねば。それと遺骨もギルドに出さないと。
遠く飛び去って行くドラゴン親子を見て帰ることにした。
やはり外は危険が一杯だ。ドラゴンと知り合いじゃない普通の人間なら一発アウトだった。
こうして俺は壁外調査を終了し、無事ゲートから壁の中に帰って渋谷の家に帰宅―――
――――するはずだった。
入門手続きをしている時、隣の車両用レーンに並ぶ軍用車両の中から牛でも豚でもないアホみたいな生物の声を聞くまでは。
どうやらあのアホの片割れは人間に捕まっているみたいだった。
どうすんだよこれ。
俺人生にまたもや難関が立ちはだかるのだった。
作者は初心者なので感想とかレビューとかいまいち仕組みを理解していません 見方もそうだけどお礼返信もわかりません なのでこの場を借りて今一度この場で読者様方には感謝を伝えます ありがとうございます
レベル5はあくまでも冒険者であって軍の強い人とかは別です
主人公は立ち入り禁止区域に侵入してますけど広範囲で巡回はあるけどざるに入ってます




