「きっと、吉キムの」
お鍋に入った仔猫ㄘゃん
蒸して そのまま 召し上がれ
俺たちのヒロインも今頃は
食肉売場に陳列中さ
なあ、君はどんなもんよ
菓子パン片手に見てる樣はよ
変なシガラミもブラストレーションも
たった一つの単語であらわすならば
吉キム、ただそれだけさ
「吉田キムチ」ちゃうぞ 誰やねんソイツ
吉キムであることだけさ
ただ、それまでだ
錆びれたばかりの公園の真横を
爺さんが軽車スッ飛ばしてたよ
アクセルとブレーキを踏み間違えよ
ウチの外でお願いね
なあ、君はどんなもんよ
二日連続、昼食がカレーライスの気分はよ
こんな欲求不満な状態も
とってもカンタンな単語にするならば
吉キム、ただそれだけさ
「吉澤キムチ」ちゃうぞ ....ややマイナーな所突くね
ともかく、吉キムであること
ただ、それだけだ
青いジャージを着てたのは
多分、それは吉キムの
ドライアイスをつくる音が止まないのは
多分、吉キムの
きっと、イタキムなだけさ
......アレ、初めと変わってね? あれ?
......まあいいや、ともかくイタキムさ
....炒めたキムチなんかではないし
板状のキムチでもない
というかそんなものない
ともかく、イタキムなだけだ
ただ、それまでだ
あと、キムラさんのこと
「キム」って略すのやめたげて
何故なら キムキムしてしまうから
キムキムしちゃうから
キムキムキムチ〜




