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忍び寄る敵11

アイザックの冷静な指示で何とかチャーリーは命を取り止めた。


後数分遅かったら多分アウトだったね。

でも、あの状況では加減なんて無理だったと思うんだよ。


そう思うも、リアンお兄様からはめっさ叱られたけれどね。


どうも、チャーリーは仲間達が今夜侵入出来なかった事で仲間からの制裁を恐れての暴挙だったようだ。



チャーリーを兄達に引き渡すと、そのまま宴会はお開きとなった。


まぁ当たり前だろう。


これから今回の計画を聞く為にチャーリーの尋問をリアンお兄様とジャックとでするらしい。

リアンお兄様の尋問……御愁傷様ですチャーリー。

尚、ケヴィンお兄様はそのまま城内の警備だそうな。


私はと言うと、一応奇襲のあったアイザックの警護を引き続きするそうだ。


「今日は色々あったからこのまま寝ようか」

そう言ってキングサイズのベッドをトントンとしているアイザック。


これは、俗に言う所の同衾(どうきん)

思わずジッとアイザックの手を見てしまう。

「どうせソファーで寝るとか言うのだろう。それじゃあ疲れは取れないからこちらで寝ろ。命令だ」

「命令……ですか……」

それってどうなのか……一応未婚の男女なんだし……。

「念のため言っておくが、私は衆道ではないから安心しろ」

あぁ。

そうか。

アイザックって私を男だと思っているんだよね。

何となく納得だわ。

「あの……私寝相が悪いので」

断りの言葉を述べようと言えば

「大丈夫。伊達にキングサイズじゃないから離れて寝よう」

そう提案されて渋々と従った。


距離的にはお互いが手を伸ばしても触れない程度だろうか。

それ位の距離はあった。


最初はね。

お読み頂きありがとうございます。

次話はアイザック視点での話になります。

また読んで頂けたら幸いです。

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