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8.強敵とイケメンなスライム

テスト終わって1ヶ月振りの投稿です。お待たせしましたm(*_ _)m

「お、ちょうどいいところにグリーンスライムがいるな。アクアを戦わせてみるか」


俺は3体いたグリーンスライムのうち2体を倒して、残りの1体をアクアと戦わせてみることにした。

アクアは少し離れたところから助走をつけて跳ねてきて敵のグリーンスライムに体当たりした。その後20秒ほどもつれ合ったところで敵のグリーンスライムのHPが0になったらしく戦闘が終了した。


「うーん…やっぱり予想はしてたけど時間かかるな。 【吸収】の効果は強力だけどスライムが単体で格上の敵を倒すのは難しくないか?」


俺は独り言を呟きながらアクアのステータスを確認する。


アクア Lv.2 【契約】

種族 グリーンスライム


ステータスポイント:10

str:4

int:2

vit:3

dex:7 (+1)

agi:5


《スキル》

【吸収Lv1】PS

自身のレベル+スキルレベル以上のレベルの敵を己の力のみで倒した時、相手の1番高いステータスを自身と相手のレベル差の分だけ奪う。


「お、dexが1上がってる!さっきのスライムはレベル2だったのか。最初の体当たりで結構HP削ったんだな。そういえばFWOでは相手のレベルは解析系のスキルないと見れないのが不便だな…これからはアクアのために相手のレベル気にしないといけないしそのうちSP溜まったら【解析】も取るか。レベルが上がってるけど、このままだと相手を倒すのに時間かかり過ぎるしステータスポイントはstrに極振りだな」


俺はいつものようにブツブツと独り言を呟きながら考えをまとめていく。翔騎にもよく言われるが、俺は考え事をするときそれを口に出す癖がある。正直不気味だし気持ち悪いからやめろと翔騎に言われたが癖なので仕方がない。


「お、あれはウルフか。5匹いるけど流石にウルフの相手はアクアにはまだ早いだろうから俺がやるか」


5秒ほどしてウルフが近づいてきた。先頭のウルフが走りながら噛み付こうとしてきたので俺はそれをかわす。今日何度も倒した相手なのですぐに倒してしまおうと思ったが何かがおかしい。


「くっそ!隙がない!やけに統率が取れてるな…ん?あいつだけなんか他のウルフと違う?」


俺は群れの中にいたウルフの1体が周りのウルフより1回り身体が大きいことに気づいた。

そのモンスターの名前を見てみると『ウルフリーダー』とあった。


「あいつがこの群れを統率してんのか!ならあいつを先に倒す!」


俺は周りのウルフに向かって牽制のために『ダークバレット』を撃つ。


「『スラッシュ』!ってかわされた!?」


俺の『スラッシュ』はウルフリーダーにかわされてしまった。その隙を狙ってウルフリーダーが俺に噛み付こうと迫ってきた。

(やべっ!技後硬直!)

俺は回避しようとするが『スラッシュ』の技後硬直で身体が動かない。

(あー…死に戻りかな)

ウルフリーダーの牙が俺に当たるかと思った瞬間、俺とウルフリーダーの間に緑色の物体が割り込んできた。


「アクア!?」


緑色の物体の正体は後ろで戦闘を見ていたアクアだった。アクアはウルフリーダーの一撃を食らって身体を消していく。消える前にアクアの考えがスキルの意思疎通の効果でなんとなく伝わって来たのだが

「やれやれ仕方ないな」

といった感じだった気がする。ナニコノスライム、イケメンスギル。


「まぁ、おふざけはここまでにして折角アクアが助けてくれたんだから頑張るかな。」


俺は再びウルフリーダーと向かい合った。

戦闘シーンの描写が凄く苦手です。書き切ろうと思いましたが、キリがよかったので短めですが1話とさせて頂きました。

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