表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

2.スキルとステータス

ひょい ぺちゃ

「ただいま」

俺は正面から飛んできたこんにゃくをかわしながら答える。

「お兄ちゃんおかえり〜」

「桜子何度も言ってるだろ!イタズラに食べ物を使うな!」

「…お兄ちゃんいつも思うけど怒るところはそこでいいの?普通はイタズラそのものにじゃないの?」


こいつは真宮(まみや) 桜子(さくらこ)。毎日のように俺にイタズラを仕掛けてくる困った妹だ。


「いや…まぁ、それは今更だし。それに俺が一度でもお前のイタズラに引っ掛かったことがあるか?」

「むー…ないけどさ。いつか必ず成功させてやるんだから!」

「はいはい、後片付けがめんどくさいことはするなよ」


吊るされたこんにゃくを回収しながら俺は言う。まったく、今日の夕飯に使おうと思ってたこんにゃくになんてことしやがる。うちは親が共働きなので飯は基本的に俺が作っている。今日の煮物、あいつの分はこんにゃくなしで決定だな。


「そういえば桜子今日は早かったんだな」

「あったりまえでしょお兄ちゃん!今日はあのFWOの正式オープンの日だよ!」

「どうせそんなことだろうと思ったよ。じゃあ俺はキャラメイキングとかするからもう行くぞ」

「じゃあ私もやるー!霧月ちゃんとも約束してるんだ〜!お兄ちゃんもまた後でゲームの中で会おうね!」

「おう、チャット送るよ」

「うん、じゃあ後でね〜」


ーーー


「よし、じゃあまずは事前情報の再確認でもするか」


事前情報によればFWOはプレイヤーレベル+スキルレベル制のMMORPGだ。スキルは主に武器スキル、魔法スキル、生産スキル、補助スキルの4つに分けられる。簡単に説明すると


武器スキルーー

長剣スキルなどがあり、そのスキルに対応した武器の扱いに補正がかかり、スキルレベルに対応してstrがあがったり使えるアーツが増えたりする。


魔法スキルーー

属性適性スキルと魔力操作スキルをあわせることでスペルが使えるようになる。また属性適性スキルと合わせることで使えるようになるアーツもある。


生産スキルーー

スキルに対応した装備や装飾品、アイテム、建築物などをつくることができる。


補助スキルーー

主に属性耐性系スキルや筋力強化などの常に適用されているスキル。


こんな感じだ。これらのスキルには、AS(アクティブスキル)PS(パッシブスキル)がある。ASはプレイヤーの意思で発動するもの、PSはプレイヤーの意思に関係なく常に発動状態になっているものだ。


次にステータスだが、これはプレイヤーレベルが1上がるごとに10ポイントずつ手に入るステータスポイントを各ステータスに振り分けることで強化されていく基礎ステータスと、装備品などのステータスを足したものだ。ちなみに、ステータスには


str:攻撃力や瞬発的な力(剣速など)に関わる


int:魔法攻撃力や最大MPに関わる


vit:持続的な力(重いものを持ち続けるなど)や防御力、最大HP、スタミナに関わる


dex:器用さ、魔法の詠唱速度や遠距離攻撃の命中率、生産の成功率に関わる


agi:素早さ、フィールドの移動速度やアーツ使用後の技後硬直の時間に関わる


これらの5つがある。

また、種族によってステータスポイントを振った時にボーナスがつくステータスがあり、ステータスポイントをそのステータスに10振る事にボーナスポイントが1つく。ボーナスステータスは、例えばエルフだとint ドワーフならdexと言った感じだ。


「よし、とりあえず重要なのはこれくらいかな。キャラメイキングを始めよう。」


俺はVRギアを被ってスイッチを入れた。



すぐに投稿しようと思っていましたが色々と忙しくて思いの外時間がかかってしまいました、すみませんm(_ _)m

さて、作者はまだまだ主要キャラしか決めていない見切り発車の状態で書き始めました。もし、読者様からこんなキャラを出して欲しい!などの要望がありましたら参考にさせて頂きたいと思っております。なにとぞよろしくお願いしますorz

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ