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沢木先生お題シリーズ

締め切り(二百文字お題小説)

作者: りったん

沢木先生のお題に基づくお話です。




 律子はスチャラカなOLである。


 会議資料を五十部作るため秘書課のコピー機を使っていた。


「律子さん、またですか?」


 社長秘書のめぐみが声をかける。


「ごめん。ウチの課のコピー機、ボロくて」


 律子は苦笑いして言った。


「庶務課に言った方がいいですよ」


 めぐみは微笑んで出て行った。


「よし、完了」


 律子は資料を抱えて勢いよくドアを押したが、締め切りの方だった。


「げ」


 反動で律子は倒れ、当たり一面コピー用紙だらけになった。

お読みくださり、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] お疲れ様です。 そちらの締め切りもありますね。 慣れない秘書課だと、なおさらやってしまいそう。 面白かったです。
2012/01/05 05:22 退会済み
管理
[一言] ボクもよくやります。慣れない場所だと特に。 ところで、トシさんって営業部長でしたっけ?
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