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☆9.一緒に帰りたい

評価やメッセージありがとうございます。

あたしは急いで本を開き、目次を開く。

「117ページ…」

117ページを開いた。

「やっぱりね」

117ページも破られている。

やっぱり幸子はこの『魔法の本』の事をなんでも知ってるんだ。

そのときだった。

「深奈ちゃーん」

あたしの名前を呼んだのは、あたしに悪夢を見させたアイツだった。

あたしが無視すると幸子は走ってあたしを追いかけてきた。あたしは逃げたけど幸子に捕まる。

「一緒に帰ろうよ」

一緒に帰るって言わなくても家が同じだから一緒に帰ると同じ様なもんだよ。「ね?」

一瞬、断ったらあたしはどうなるの…?という事を考えてしまった。

「い、い、一緒に帰ろう…か」

うまく喋れない。

「よかったぁ!朝から一緒に帰りたいと思ってたの!」

なんでそんなこと思ってたの…?

まさか魔法をかけるつもりじゃ…。

「や、や、やっぱり先帰っていい?」

またうまく喋れなかった。

「なーんで?」

幸子は笑顔で言う。

「見たいテレビがあったんだけど、もう始まってるし…」

やっとうまく喋れた。

「家、一緒だから、二人でダッシュで行けばいいじゃん。だめなの?」

絶対なんかたくらんでる。今は絶対逆らわないほうが身の為。

「そうだ…ね。じゃあ…ダッシュで帰ろう…」

あたしは家まで猛スピードで走る。

あたしは50mが8秒代で遅いわけではないのに、幸子はあたしにすぐ追いつく。とりあえず、一緒に走って帰ってきた。

何もされなかった。

あたしは息を切らしている。

「深奈ちゃんもう疲れた?」

幸子は息が切れていない。

あんなに思いきり走ったのに。

幸子は20年前、あんなに足、速かったの?

「見たいテレビって何なの?面白いなら一緒に見たぁい」

やばい…。

そんなこと考えてなかった。

やっとここまで来ました、『+魔法図書館+』!皆様のおかげです。まだまだ最終回は遠いです…。☆10.を更新したら、もう一つの小説、『君の笑顔』を書くので、少し更新遅れます。スミマセンm(__)m

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