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あるいは有ったかもしれない物語  作者: 聖ペテン商会
タマフジの細うで建国記
52/53

そりゃぁ言い出しっぺは私だけど…

最終章突入です


ライトなテイスト(目指します)、メタ発言有り(?)、かなり雰囲気変わるかも知れません

ザックザックザック、タマフジが新たに手な入れた短刀で藪を払う

ザックザックザック、ザックザックザック

ザック ザック  ザック…


「もぉ〜、いつになったら終わるのお〜」


「そりゃぁ何処かに着くまで続くんじゃないかい?」


一番後ろで切り開かれた道(?)を歩いているアスタリスが答える


ヤマットの都を出発してから数刻、途中から林の中へと街道を逸れ、道なき道を切り開いて進んでいるタマフジ一行

明けの明星を目指していたはずが既に太陽は真上に有り、明星を見ることは出来ない


「うぅ、シズル姐様、魔法でドーンと切り開けないの?」


「可能ですよ?ただ…」


「えっ?出来るの?」


期待を込めた目でシズルを見上げるタマフジに


「放った先に有る物や動物、人が居た場合は諸共もろとも微塵みじんになりますが宜しいですか?」


「それだけはダメ」


ガックリと肩を落とし恨めしげに振り返る、苦笑するマヤと素知らぬ顔のアスタリス


「マヤ姐様も少し位手伝ってくれても良いのにぃ」


「手伝ってますよ?おひい様が開いた道を通りやすくする為に広げてます」


「そのお陰で歩きやすくて助かってるよ」


マヤの答えに間髪を入れずアスタリスが同意する


『ハァ〜』と溜息をついたところで『クゥ』とお腹が鳴った

赤面するタマフジを見て「そろそろお昼にしましょうか」とシズルが提案した


「鳥でも取ってくるよ」


そう言ってフッと姿を消すマヤ、適当な広さに下草を刈り火起こしを始めるシズル、タマフジは薪になりそうな枝を拾い集める


「なんだいアンタ達随分と旅慣れてるねぇ、お姫さんだから任せっきりだと思ったよ」


「えへへ、なんたって二百年も野外生活してたからね〜」


「ん?200年??」


「姫様?」


アスタリスの疑問にうっかり口を滑らせるタマフジを窘めるシズル


「なんだい、アタシには秘密かい?」


「今はまだ言えません、おいおい事情はお話ししますよ」


「ふぅん、じゃあ早く信用してもらえるように頑張るとするかねぇ」


そんな気をさらさらと感じさせない口調で話すアスタリスを面白そうに見つめるタマフジ


「なんか大っきい鳥取れた」


マヤが狩ってきたキジ二羽を塩と七色で味付けした串焼きはとても美味しかった

似非建国記の始まりです、とは言っても人材集めの道中記ですが…

1話を書いてみて思いました「あ、コレ長くなるやつだ」と、もう少し端折った方が良いですかねぇ…?

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― 新着の感想 ―
ア「ベースとなる拠点が出来たらタマフジちゃん達がそこを起点に、色々巡って出会いを繋げるってのもアリですね。まぁペテン様の作品に私がどうこう言う資格は無いのですけど…」 リン「その辺りはペテン様の構想…
ア「新大陸…というか新天地みたいな感じだとしたら、ある程度(4〜5人くらい?)その現地での人と出会ってから…」 その人のコネがある人と繋がりを持つ→何らかのトラブル等を共に解決→新しい集落を作ろう→…
ア「私はサクッと読める塩梅でいいと思いますけどねぇ、これで長くなると思うと私のは何時までやってんねん…となりますし…」 リン「アンタは脱線が多いのよ…」 ア「だって書いてる内に「こんなシーン、こん…
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