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あるいは有ったかもしれない物語  作者: 聖ペテン商会
足を描いたら蛇じゃない
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蛇の足 二本目 後始末3

暫く新人トウヤを抱き締めていると嗚咽が収まってきた


「お恥ずかしい所を見せてしまいました、でも、ありがとうございます」


「こんな事で礼を言うんじゃなよ、女の胸は赤ん坊と男の為に有るようなモノなんだからさ」


アタシの言葉に頬を染め横を向く、随分初々しい反応だ


「もう一度言うよトウヤ、アンタの行動が無けりゃアタシは生きてこの場に居なかったんだ」

「アタシは感謝してもし切れないし、アンタは誇ってもいい、仲間を護るための名誉の負傷だってね」


新人トウヤは少し笑ってアタシの方を向いた


「そう言ってもらえたら少し気が晴れました、胸を張って故郷に帰ろうかと思います」

「仲間の、凄い美人の女性を助ける為の名誉の負傷だって」


故郷に帰る、その言葉を聞いてアタシの声のトーンが少し上がった


「帰るって…、アンタは都で成功する為に家を出たんじゃなかったのかい?」


「ええ、ですが…」


「ダメだよ、そんなのアタシが許さない!」

「命を助けられっぱなしで一つも恩を返せちゃいない、半年、いや1年待っとくれ」


「その間の生活はどうすれば良いんですか?僕はもう冒険者を続けられないっ」


「アサギもトウヤもアタシが面倒みるよ!」

「何もしなくていいなんて言えないよ、手助けはしておくれ、今のヤマットの都でアタシが、アタシだけが出来る事を始めたいんだ」


野伏アサギとの語らいの中で燻っていた想いが明確な形となって心に浮かぶ


「アスタリスさんにしか出来ない事…?」


「ああ、今から証明するよ…でも…、軽蔑してもらって構わないよ…」

「アタシが故郷を飛び出した理由がコレだから…さ」

範囲沈黙サイレンス・フィールドの効果時間がまだ残っているうちにコトを済まさないと)


身に纏っていた邪魔な布を脱ぎ去りながら新人トウヤに迫る


「こんな事で恩の何分の1も返せるなんて思っちゃいない、これはね、恩を返す手付けだと思っとくれ…」


驚いてアタシの裸から目を逸らせずにいる新人トウヤの口に唇を重ねながらアタシはそう囁いた

以下R-18でございます(笑)


多分ミッドナイトかノクターンにナニが有ったかを書く?(予定は未定)

女性がリードするのって難しいんだよねぇ、私は男なんで…


次回は事後から始まります

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― 新着の感想 ―
確か、古代ローマはたまたギリシャ時代は娼婦の地位が神聖視されていたと記憶に在ります。なんでもそういった神殿があったとも。戦乱に明け暮れた時代、兵士を筆頭とし荒んだ心身を癒す役目を彼女達が担っていたそう…
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