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あるいは有ったかもしれない物語  作者: 聖ペテン商会
足を描いたら蛇じゃない
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蛇の足 二本目 後始末2

あけましておめでとうございます m(_ _)m

休み中は呑んだくれてました…

 野伏アサギに身の上を聞いてもらった後、新人トウヤの部屋を見舞う

ポーションと回復魔術で傷口は塞がったが、飛んで来た下半身に付いていたみつちの唾液の影響か新人トウヤの右腕の具合は芳しく無かった


「トウヤ、具合はどうだい?」


「あぁ、アスタリスさん、匙位なら使えるようになりましたよ…」


生気のない声で答える新人トウヤの右腕は刀はおろか筆すらまともに使えない程に力が入らないでいたんだ


「僕は結局最後まで皆さんに頼ってばかりでしたね…」

「挙句この腕です、役立たずはさっさと引退しろって思し召しなのかもしれません…」


自嘲ぎみに語る新人トウヤに声を掛ける


「なに言ってんだい、アンタの行動のお陰でアンタは無事で居るんだ」

「その結果、援軍を呼べたしみつちも退治出来たんだよ?」


「ええ、確かにアスタリスさんを助ける事は出来ました、ですがそれだけです」

「上手く助ける事が出来ず傷を負ってお荷物になりました、僕も無事だったらアスタリスさんも戦闘に参加出来てアサギさんがあんな事にならなかったかも知れない」


「ぁ…」


同じ治療院に入っているんだ野伏アサギの様子を聞いていても不思議じゃ無い、アタシは掛ける言葉を失った


「僕がパーティーに居なければみつちになんて合わなかったかも知れない、誰も怪我なんてしなかったんです!」

「僕が・・・」

       ・

       ・

       ・

「初心者を脱したなんて思い上がりだったんです、いや、そもそも冒険者になった事自体が間違いだったんだ…」


暫く続いた独白の最後の言葉を聞いたアタシは新人トウヤを抱き締めていた


「悲しい事言わないでおくれよ、トウヤが居なければアンタを抱いているアタシは居なかったかも知れないんだ」


新人トウヤを抱く腕に力を込める


「グゥッ……、アス…タリス…さん…」

「僕は…ボク…は…悔しい…です……」


「ああ、恥ずかしい事じゃないんだ、我慢しなくて良いんだよ」

「大気よその働きを暫し休めこの場の言の葉を伝えること無かれ、範囲沈黙サイレンス・フィールド


アタシの胸で声を上げ泣いている新人トウヤを見下ろしながら、こんな時アタシに出来る事は何だろう、と自問自答を繰り返したんだ

新年1発目です

明日から仕事再開、宝くじ当たらないかな…、そしたら少し楽になるのに

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― 新着の感想 ―
あれ?初夢の記憶も無い(泣)
ア「女性が落ち込んでいる人を慰める方法…それはもう筆下ろ…「アンタはアホな事を書くその筆を降ろせ!」…グハッ!」 リン「新年からアホな感想を書くな!」 ア「初夢が最悪でしたからね、ヤケクソにもなる…
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