表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あるいは有ったかもしれない物語  作者: 聖ペテン商会
足を描いたら蛇じゃない
42/51

蛇の足、二本目 続き5

ちょいグロ注意です

左側頭部を2度目の矢が通過するとみつちは慌てて頭を低く下げた


(上手い)


注意がそちらに逸れたのを好機とし更に一歩踏み込む、捻じり上げた筋肉を解放し右から袈裟懸けに太刀を振り下ろす

ただの太刀では無い、長さこそ8分(はちぶ)程しか無いが倍になろうかという厚み、身幅は3倍にもなる、最早巨大な「鉈」と言える代物である

重戦士ガイはこれを重刃じゅうじんと呼び、幾多の魔物を屠って来た相棒だと言って憚らない


『ガツン』 『ミシリ』 「オォォオッ!」 『ズジャッ』


狙い違わずみつちの右口端に吸い込まれた刃は牙の何本かをへし折り顎の骨に阻まれた、それを裂帛の気合をもって振り切るとその勢いのまま回転し、みつちの左側へ転がり抜けた

数回転して立ち上がり構えを取る、見ると顎を半開きにし血を滴らせたみつちの傷口には刃に塗ってあった毒がしっかりと残っている

気合と共に吐き出した息を吸い込むと不敵に笑う

(もしかしたら本当に倒せちまうかも知れねぇな…)


 重戦士ガイの無事を見どどけ安堵する暇もなく次の行動に移る野伏アサギ

(アスタの警告通りならコイツはかなり狡猾なヤツだ、同じ事を繰り返していたらすぐに見切られる)


目を、顎を抉られ頭に血が登っている今が好機なのだと分かってはいるが自分の短剣では致命を与えることが出来ない、短弓にしても余程の場所に当てない限り痛打とはならないだろう

ましてや今はみつちの注意を引く為に敢えて命中させないよう撃っているのだ

       ・

       ・

       ・

 数度パターンを変えみつちを翻弄したが回収出来た矢は残り2本、接近戦を強いられマトモな一撃を食らう訳にはいかない重戦士ガイに至ってはそこかしこに浅く無い傷を負っている


 みつちは一向に回復の始まらない左目や顎に苛立っていた、小癪な獲物が何かをしたに違いないのだ、ならば自分も…


長い尾が力無く地面に垂れ下がる、顔は重戦士ガイを視界に入れつつも左側を向き、飛んで来るであろう次の矢を警戒している

(好機だ!)右目を狙うべく反対側を目指し最短距離を駆ける


『バキィッ』


左脚に激痛を感じると共に体が宙に浮いた、何が起こったのか理解する前に地面に叩き付けられ短弓が手から離れる

霞む視界の中、辛うじて見えたモノは自分に向かって振り下ろされようとしているみつちの尾であった


 重戦士ガイの視界に右側に向かって走る野伏アサギの姿が見える、垂れ下がっていた尾が跳ね上がり野伏アサギを弾き飛ばす、最短距離を行く為に近付き過ぎたのだ


「くそっ」


援護するべく走り出した重戦士ガイの目の前でみつちの尾が振り下ろされた


『ビチィィィッ』  「んぎぃぃ」


苦痛に耐える訓練をした退魔忍とは言え初撃で左膝を砕かれ、落下の衝撃で朦朧とした意識の中では僅かに動く事が精一杯である、身体への直撃を避けようと生にしがみつく

女の声とは思えぬ悲鳴を上げた野伏アサギの左脚は尾の一撃によって完全に圧壊していた


「アサギっ!」


走りながら重刃を水平に構え速度を増す、常にパーティーを組んでいた訳では無いが気が合い、信頼出来る仲間達が立て続けに倒れたのだ

(刺し違えてでも倒す!)


重戦士ガイを迎え撃つべく体勢を整えようとみつちは身じろいだ

読んで情景が浮かぶようにしようとすると私の技量では長文になってしまいます…


アサギさん酷い目にあってしまいます、名前が名前だから仕方ない…か?

加虐癖のある方は(ちょっと)喜んで頂ける内容かと思います

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
死ね○ね団とかストレート過ぎな敵。ただ設定は今でも通用しそうなんで特撮の方でレインボーリメイクしないかなぁ?ロボは無しで(笑) オイラはマシン隼とかゲッターとか、誰がためにが好みで、良く車の中で大合唱…
オイラの友人は音痴だが山本正之(タイムボカンシリーズ)の声にそっくりなので鍛えたら、スナックで大好評らしい。その友人と昨年3時間アニソンカラオケした善き思いで。オイラもペテン氏とカラオケしたいね!多分…
クロスファイトは名曲中の名曲です\(^-^)/ただ兄貴のパートはかなり難しい。弾劾されたままでいつ復活するのかねぇ?続編としてアニメ化した方も初代と同じ弾劾されたまま(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ