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あるいは有ったかもしれない物語  作者: 聖ペテン商会
落ちた実の発芽すること(仮)
21/56

新しい服、ちょとした成長

朝晩はやっと涼しくなってきました、ありがたや…

安宿に腰を落ち着けて話し合った結果、タマフジの服が出来上がるまでは狩りを主に、給仕等もこなして過ごす事が決まった

もっとも給仕はシズルが担当するのだが


「マヤでは粗相をしないか心配ですので…」


とはシズルの談である


タマフジは本人の強い希望により狩りの手伝いを受け持った「じっとしてると余計な事を考えちゃうから」だそうだ

そうして過ごした七日間、それなりに懐も暖まり、いよいよタマフジの服を受け取る日が訪れた


バッ、バッ、シュッ、ザスッ、襷掛けをしたタマフジがマヤと組手をしている、一通り型を行い袖が邪魔だと言ったのでその効果を確かめている最中である


「うぅ〜、袖は良くなったけど裾もじゃまだよぅ」


新しい服に気分上々だったのだが早くも下がり気味のタマフジに


「そこは我慢して慣れていただくしか有りません」


遠目に街が見える草原くさはらで手合わせを眺めていたシズルが言う


「馬乗袴にして正解だったね〜」


それなりに激しい手合わせだったにも関わらす涼しい顔のマヤがタマフジの頭をポンポンしながら言った


「??、私が穿いるのって普通の袴じゃないの?」


「違いますよ、タマフジ様が穿いているのは中が二つに分かれているでしょう?」


「うん」


「では、私の胸を狙って蹴撃を放って下さい」


間髪を入れず蹴りを放つ、右足先が届こうかという時にマヤの左手によって足首を掴まれてしまうタマフジ

自身の頭上より高く上げられた脚から袴がスルスルとめくれ落ちる、細身ながら引き締まった白い素足が露わになってゆく


「あっあっ、マヤ姐さま離してっ」


裾は太腿のほぼ全てを露出した辺りで止まった、不安定な姿勢のままのタマフジは頬を染める


「大丈夫ですよ、見えてませんから」


良く見ると内腿付近に微妙な隙間は有れど二つに分かれている馬乗袴のお陰でタマフジの秘所は見えてはいない


「予備動作の無い綺麗な蹴撃でした」


「うぅ〜、恥ずかしかった」


右脚を開放したマヤが蹴りを褒めるがタマフジはそれどころではない


「タマフジ様は体術を主にして戦われます、ですので馬乗袴にしたのですよ」「通常の袴は私達わたくしたちの穿いているスカートと同じ構造になります」

「そして高所を狙って蹴ると…」


タマフジの頭上の更に上でピタリと止まるシズルの右脚、その傾斜に沿って光沢を持った生地が重力に引かれてゆく

黒いストッキング、それを留めるガーターベルト、白い太腿、薄紫の扇情的な下着、全てが順に露わになる


「こうなります」あられもない姿のまま告げる


「分かった、分かったから脚を降ろして」


自分の時よりも更に紅く頬を染め慌てて言う

スッと居住まいを正し羞恥の欠片も感じさせない顔で言葉を継ぐ


「ヤマットでは女性が下履きを着ける習慣がございません、その事を鑑みての馬乗袴です」「ご理解頂けましたか?」


ようやく赤みが引いてきた顔をコクコクと振るタマフジ、ふと気になって二人に問う


「姐さま達は恥ずかしくないの?脚を上げただけで見えちゃうのに」


問われた二人が相対あいたいする、何事かと見守るタマフジの目の前で唐突に足技の応酬が始まった

膝蹴りを悟られてからの更に下腿を跳ね上げる蹴り、上段回し蹴りが受け止められるがその部分を支点にした更なる回し蹴り、左右同時に放っているとしか思えないほどの連脚等々

二人から手解きを受けているタマフジだからこそ何とか理解出る程の速さで交わされる技の応酬は前触れなく終了した


「どうです、何か見えましたか?」


呆気にとられていたタマフジにマヤが問いかける

あまりの事に言葉が浮かばないのか呆然としながら口を開く


「・・・、速すぎて良く見えなかった…、技もスカートの中も…」


暫し逡巡の後、おずおずと


「私の訓練をしていた時は手加減していてくれたの?」


と聞き返す


「それはそうです、気が付いてましたか?」「始めた頃と比べてさっきの手合わせは倍以上の速度で撃ち合えていた事」


私達わたくしたちの戦闘レベルの撃ち合いを追える程にけんの力も着いてまいりましたし、恥じらいも芽生えてまいりました」「タマフジ様はしっかりと成長なさって居るのですよ」


前半はともかく後半は嬉しくない指摘だったが、認めてもらえたようで頬が緩むタマフジ、同時にお腹が『グゥ〜』と鳴る


「おひい様のお腹の怪獣に食べられないうちに街へ戻ろう」


茶化すマヤの背中をポカポカと叩きながら後に続くタマフジ、笑いながらそれを追うシズルであった

打ち合い→撃ち合い 意図的に使っております


タマフジ「私、袴の下に何も穿いてないの?」


ペ「ええ、ヤマットがまだ他国との交流が盛んでないって設定なので」


タマフジ「今までは?」


ペ「甚平だったので見えませんよ?あ、上はもしかしたらチラリが有ったかもしれませんが(構造的に)」


タマフジ「やだっ、恥ずかしい…」(両腕で胸を庇う)


ペ「大丈夫、描写してませんから」(そんな美味しい展開は自分だけで楽しみたいから…)

      。

      ○

      ◯

「ハァッハァッハァッ」


「はい、今日の鍛錬はおしまい」


両手を膝について荒い呼吸を繰り返すタマフジの甚平の合わせが緩んで桃色の突起が見え隠れしてる


「おひい様、先にお風呂に行っていて下さい」「いつもより沢山動いたので汗が凄いですよ?」


「はぁ〜い」


訓練中に自分の体に異常を感じていたタマフジはそそくさと風呂へ向かう、上半身を動かすたびに胸の先端が服に擦れて痛痒いのだ

風呂の手前で手早く裸になる、普段よりも充血し大きくなった先端を見下ろし


(擦れたから腫れちゃった…)


と庇うように手を充てがう、ビクンッ、胸から背、背から腰、腰から股間へ甘美な刺激が走る

思わず膝が崩れそうになるのを何とか留めると思考を巡らせる

(なに?いまの?)

初めて感じるであろう性的な刺激に戸惑う

(もしかして胸のせい?)

充てがった手を恐る恐る離し、腫れた突起に指でそっと触れる

ビクリと体を震わせると「あっ…」思わず声を漏らす

(なに?わたしの体どうしちゃったの?)

頭では、心では恐れている感覚だが体はそれ以上を求め胸に当てた指の動きが早くなっていく

ガクガクと震える膝、内腿には淫らな雫が一筋、二筋…


多分(後書きが)アウトになると思うので読み返したい方はスクショして下さい…

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― 新着の感想 ―
真面目に書いて、途中で照れてワチャワチャ入れるペテン様。そういう処嫌いじゃあ無いぜΣb( `・ω・´)グッ
ア「だ…大丈夫ですよペテンさん、私は気にしてませんから…ほら私の頭なんて飾りです飾り。こんな事でペテンさんの大事な娘さんをどうこうしようなんて思いませんから♪」 マヤ「え…えっと…つまり私はこの格好…
ア「実は私、幼少の頃に空手を嗜んでおりまして…」 リン「へぇ…段持ちなの?」 ア「いえ…一個前の位、つまり1級(茶帯)でやめました」 リン「また半端なとこで…」 ア「確かにそうなんですが、段に…
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