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魔法の約束  作者: なが
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6・暁(あかつき)との再会

姉弟がロイドと暁の力を借りて、敵討ちします。

魔法の約束 6


あかつきとの再会


  アルガーシスの屋敷では、クラリスとタックの姉弟が(くつろ)いでいた。ナイトに客人扱いをして貰ったお陰で、居・食・住がこれまでに無いほど充実していた。


領主家の客人であるから、待遇は貴族並み。おまけにナイトの魔法フォロー付である。

生まれて初めての幸せを感じていた。両親が居ないことを除けば・・・


 なまじ生活環境が整っている為、余計に父母の事を思い出し日々辛い思いが強くなる。季節も初秋になり、生きるか死ぬかのあの時より以上に、寂しさが身に染みた。


姉弟が此処へ来て5日目の朝、二人はナイトの部屋を訪れた。

 一時(いっとき)に比べれば痩せてはいるが血色はよくなり、特にクラリスなどはナイトの母ロディから化粧を習い、年相応の健康的な少女に変わってきていた。


「ナイト様。

二人とも体が動くようになりました。盗賊の件、よろしくお願いします。


父母の仇を・・・」


「良かったね。

今回は、領主である父の裁可で、冒険者ギルドのパーティあかつきが捜査と捕縛に当たる。君たちは彼らと組んで、盗賊一味を炙り出してほしい。盗賊全員の所在が判明し次第、捕縛を始める。


明日、彼ら暁が迎えに来てくれるそうだ。朝食を食べたら、出かける用意をして玄関に集合だ。出かける前に、彼らに少し話しておくこともある」


「「ハイ!わかりました。ナイト様」」



 もう、二人には数日前の絶望した様子も、諦めた瞳色も無かった。そして今は、ナイトに対して忠誠の瞳が輝いている。

居・食・住が整った二人は、礼節を知ったのだ。




次の朝、屋敷に到着した暁のメンバーは躊躇(ちゅうちょ)していた。


「おいロイド!本当に領主様が依頼をされたのか?

領主様なら、冒険者なんかより正式な領軍を動員されるのではないのか?」

と、コンバ

「俺はギルドから指名依頼があるのでと、領主様の屋敷へ行くよう言われただけだ」

ゼークトが

「軍行動としては小さすぎる案件なんだろう。軍隊としての働きと、冒険者としての働きは意味が違うからな。適才適所だよ」

と、フォローする。


「どちらにしても、私達は直接領主様に会うのだから失礼のないようにね。

 隣の領では、領主様に失礼な口聞きをした冒険者が、処刑されかけた事も有るようだし・・・」

エイリアが釘を刺す。


「身分差はこの領では絶対。でもエッチはダメ」

と、相変わらずのミーシャ



屋敷の門番にロイドが声をかける。

「領主様に依頼を受けた冒険者、暁です。取次ぎをお願いします」


それを聞いて、門番は丁寧な口調で

「連絡を受けております。お通り下さい」

()を開けてくれた。


通常、大きな正門は閉まっており、来客が少人数の場合、横の小さな通用口から出入りする。

領主が出入りする時や、大切な来客に対してだけ門が開かれる。


今回のロイド達は、当然、通用口から入ると思って、

通用口に向かったのだが・・・


いきなり門が開けられ、そこから入る様指示された。


ためらうロイド達。

「・・・可笑しくないか?しょっぱなから待遇が良すぎる」


「入ったらいきなり捕まって、そのまま牢屋・・・とか?」


「そして、処刑される」


最後のセリフはやっぱりミーシャ。

相変わらずシャレにならない。



皆は顔を引き攣らせ乍ら、恐る恐る入っていく。


「いらっしゃいませ!

今回お手伝いをいたします

私、クラリスと弟のタックと申します」


どう見ても10歳前後の子供に、いきなり挨拶され戸惑うロイド。

それでも気を取り直して

「パーティ暁のリーダー、ロイドです。よろしくおねがいします」と、挨拶する。


「依頼の話を致しますので、こちらへどうぞ」

表玄関から入り、奥の来賓室に案内される。


派手さは無いが、一目でわかる高級な調度品の数々にソファー。座るよう言われて、腰を下ろすが落ち着かない面々。


「やっぱりおかしいぞ!領主様からこんな好待遇を受けるなんて」

「死んで来い!に、近い依頼かも」

相変わらずコンバとミーシャの会話は怖い。


「・・・・・・・・・・・」


暁のメンバーは固まってしまった。

そこへお茶とお菓子が運び込まれる。


この世界ではお菓子などは滅多に食べられない高級品である。

貴族の茶会ぐらいにならないと食べられない。

お菓子一皿が、労働者の一カ月の実入りと同じなど、よく聞く話だ。

ますます不信感を募らせるロイド達。


そこに、先ほどの二人が入ってくる。

クラリスと名乗った少女が、にっこり笑いかけ

「もう少しお待ちください。その間にお茶とお菓子をどうぞ」と進める。

食べないのは失礼にあたると考え、目の前のお菓子に手を伸ばす。

・・・もぐもぐと食べるが、緊張して味などわからない。


「今回の依頼は領主様の裁可ですが、直接の指揮は御子息様がとられます」

と、クラリス。


「御子息様とはどの様な方でしょう?」


今回の依頼に関係するのですが、と前置きして


「私達姉弟は商人の出なのですが、

盗賊に両親を殺され、奴隷にされる所を逃げ出して

隠れているうちに病気で死にそうになりました。


そこを、救って下さったのが御息子様です。


私達姉弟は、御子息様に忠誠を誓っております。


とてもお優しいのですよ」と、にっこり笑う。


「それは良い話ですね。察する所、今回の依頼は盗賊の件ですか?」


すると厳しい表情になり、ぎゅっと拳を握りしめる。

「はい。そして、優しかった両親の仇討ちでもあります」


「事情は分かりました。

どの様にしていくかを今から話し合うのですね」


話していると扉がノックされ、待女の服を着たルシエルが部屋に入って来た。



「「「「「「あ・・・・・」」」」」



暁一同が息をのむ。

にっこり笑うルシエル。

次いで聞き覚えのある声がする。

挿絵(By みてみん)

「暁の皆さんお久しぶりです」


満面の笑みを浮かべ、貴族服を着たナイトが入って来た。

「ナイト=アルガーシスです。先日は冒険者でしたが、

今は本業の領主の息子をやっています」



「「「「「・・・えーーーーー!!!!!」」」」」



「先日の討伐では、冒険者ギルドに報告をしたでしょう?

その時は在りのまま報告したのですが、

ギルド側は、何らかの手段を使ってオークを殲滅したのは暁だと思ったみたいです。


ほかにオークが居なくなる原因が無かったので・・・

それを聞いた父が、今回の件にあなた達を起用したという訳です」


「それなら、ナイト様が一人で盗賊を討伐されてはいかがかと?」

「ナイト様なら簡単にできるのでは?」

「我々ではナイト様の邪魔になりそうですが・・・」


口々に、とても8歳のナイトには出来なさそうな事を言うロイド達。


「家族の中でルシエルだけなんですよ、魔法の事を知っているのは」


「ちょっと待って!それならこの二人の前で、その事を話すのはまずいわ」


すると、クラリスが

「私達はナイト様と魔法契約を結んでいます。

助けて頂いた時に魔法を見てしまいましたから」


「この二人もあなた達と同じ守秘の契約を結んでいるんだ」

ナイトが付け足す。


クラリスは嬉しそうに微笑んで

「ロイドさん達も私達と同じなんですね。とても心強いです」


するとハリスが

「つまり前回と一緒で、手柄を全て俺達にくれるつもりなのか?」


するとミーシャが

「ナイト様が活動する盾になる」

と言い放つ。

意外と彼女のもの言いは、

物事の本質を突いているのかもしれない。


「話はクラリスから聞いていると思うけれど、依頼を受けてくれるだろうか?」


「もちろんです!ナイト様にはお世話になったし、

それに何と言っても命の恩人ですから」


「具体的には、どうなさるおつもりですか?」


「クラリスとタックに町中を歩いてもらい、誘拐されてもらう。

そのあとを付いていって 、盗賊の住処と人員を把握。

次に僕が盗賊を攫って来ます」


「二人に危害が加えられませんか?」


「うん、危ないな」


「大丈夫!結界魔法で傷一つ付けられない様にしますから。

竜が踏んでも大丈夫なやつ」


「「「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」」」


「では、出かけましょう。

僕も後で行くけれど、追跡と人員把握までは暁に頼みます」


「「「「「「了解」」」」」」



二人、手をつないで街を歩いていく。屋台で軽食を買い、

人気のない街の空き地に座り、買ってきた軽食を楽しそうにたべる。


身なりは普通の街の子供。周りの人たちは、誰も気にしていない。



「見つけたぞ!こんな所に居た!」

見た目はいかにも真面目そうな商人。目付だけは鋭い。


「おいお前たち!やっと見つけたぞ!こっちに来るんだ。

お前たちに余計な事を喋られると困るからな」


「ちょっと待ってくれない?これ、食べちゃうから」

余裕綽綽(よゆうしゃくしゃく)な二人。

「恐怖で気が違ったか?まあ良い。人生最後の自由な食事だ、待っててやるよ」

にやりと笑い、後ろの仲間に

「予め決めていた通りだ、急いで馬車を回してくれ」

「わかった、取りに行ってくる」



少しして、幌をかぶせた幌馬車がやって来た。

荷物を鞄に入れて、言われる通り馬車に乗り込む。


「もう観念したか。大人しいじゃないか。

今夜はアジトでゆっくりかわいがってやる。覚悟しておけ」

にやにや笑いが止まらない男は、今夜があると思っているようだ。

こちらの方が、にやにやしそうだった。


「ほら着いたぞ、降りろ」

商家の裏から入ると、馬車から降ろされる。

「よくやった!後で褒美を出すからな。何時もの部屋に放り込んどけ」

商会主と思われる、太った男が指示を出す。



二人を見守っていた暁のメンバーは、

馬車が止まると同時に報告に走る。

コンバが屋敷に飛び込み、状況と状態を伝えた。


「今、拐われました。二人とも無事建物の中に入りました」


「コンバさん。もう今は同じ冒険者ですから、敬語は要りませんよ。

周りに聞かれても、今なら不敬罪になりませんから。

敬語は、貴族の衣装を着ている時だけにして下さい」


「了解しま・・・わかったよ。ナイト君」

「すいません。それで願いします」笑顔で頷くナイト。



商家の中で二人は

「前は怖くて仕方なかったけれど、今回は怖くないね、姉さん」

「守られてると、こんなに違うのね。悪人達が間抜けに見えてきたわ」

二人で笑いあう。


「何を笑っているんだ、今夜はお仕置きだぞ!」

さっきの男が、監禁部屋ののぞき穴から声を掛けてくる。


「あなた達の雇い主は何て名前なの?」

こちらから声をかけてみると


「そんな事知ってどうする。

お前たちは今夜お仕置きされて、売り飛ばされるんだ。


逃げ出した罰として、舌を切り取られるんだぞ。

怖いか?今のうちに怖がっておけ。

舌を切られたら、怖いと騒ぐこともできなくなるんだからな!」

嬉しそうに、言うだけ言うと去っていった。



夜になると、拷問部屋に引っ張られた。


挿絵(By みてみん)

「さて、今までどこに居たか言ってもらおう。どうせ盗みでもしながら、隠れていたんだろう」


「領主様の所でお世話になっていたのよ。あなた達、もうお終いだわ。

すぐに捕まるわよ」

「また適当な嘘をつくものだ。領主の名前を出せば、何もされないと思ったのか?

余計、痛い目にあわせてやる」


男は木の棒で娘を打ち据えた。カンと澄んだ音がして、棒が弾かれる。

「中に何か着ているな。見えない所だけに傷を刻んでやろうと思ったが、むき出しの足なら効くだろう」

と独り言のように呟いて、今度は衣服で覆われていない足を殴りつけた。

骨折するほどの強さで、思い切り。


今度も大きくカンと音がして、痺れた手から木の棒が床に落ちる。

「なんだこれは!おい、剣をよこせ!」

男は今度は剣で切りつける。細い足など切り飛ばす位の斬撃で。


今度もギンと音がするだけで、剣の方が刃毀れする。

「この!」と、

刃毀れした剣を、頭をめがけて振り下ろす。

剣は半ばで鈍い音を立てて折れた。

挿絵(By みてみん)

娘は笑っている。どうなっているのだ?・・・理解できなかった。


呆然としていると、周りにいた手下の男がいきなり消える。

次々に周りの男たちが消えていき、最後に姉弟と男が残った。


放心したように立っていた男は、娘に掴みかかろうと手を伸ばした。

手は娘の前で、見えない壁に当たった。


男は気が狂ったように、そばにあった照明の油壷を投げ付けた。

油が飛び散り火が付くと、娘は火達磨と化した。


しかし娘はニコニコと笑っている。

油を介して、男の体にも火が付いた。

瞬く間に全身が燃え上がった男は、床を転げまわる。


「¥&!¥&&」


意味不明の声を上げる。

燃えている衣服を残して、今度は男が消えた。


最後に姉弟が消えて、誰もいなくなった部屋では、男の服だけが燃えていた。




領主邸に戻って来たナイトは、先ず姉弟の二人を収納から出した。



そこへ暁が戻ってくると、皆で裏庭に移動した。

予め、人一人がギリギリ入れる穴に、先ほどの男を出す。

首だけが穴から出ている状態で、

「アチチチチ・・・・・??」


周りをキョロキョロ見回すが

頭だけしか動かせない。


「ここは何処だ!

お前たちは何者だ!

こんな事をして、ただで済むと思うなよ!」


喚きたてるが、周りには何もない。

周りの人々はただ、男の顔を見ているだけだった。


だんだん状況が分かって来た男は、

自分は死んだのだと勘違いした。

先ほどまで、火に包まれていた事を思い出したのだ。


暗闇の中で、女の声がした。


「あなたは罪を犯しました。すべてを懺悔しなさい。

そうすれば来生は、より良い生活ができるでしょう」


やはり、自分は死んでしまったのか!

そう思った男は、知る限りの事を喋った。全てを喋った。


喋り終えた後、疲れ切って眠っているうちに

元の拷問部屋に返された。


翌日、裸で目覚めた男は、慌てて自分の部屋に戻った。

部下たちも隣で眠っており、叩き起こした。




翌日、商業ギルドの査察を受けることになった。


アルガーシス商業ギルドは、

領主が領の為に運営しているギルドである。


通常の組織ではなく、領民の首をはねる権限まで持っている。

領主の名の下に、立法・行政・司法の三権が領主一人の采配で決まるのだ。


しかし、領民からすれば、簡単な規則さえ守っていれば権力の横暴を受けることはない。


そして生活は保障される。


その規則とは・・・・・

 領の経済は海産物と農産物で成り立っている為、これを領有化してあるのだ。

海産物と農産物は必ず商業ギルドを経由せねばならず、

これを破れば漁師は船の、農民は畑の差し押さえをされる。

他の生活雑貨は普通に取引されているが、税はない。


 領の命綱を不正に個人売買した者は、家族ともども奴隷落ち、もしくは領外への追放処分となる。


 しかし、個人が納める税がない為、税による搾取もなく、決まりを進んで破るものも少ない。

 欲しいものがあれば、価格統一された商業ギルドで個人的に買えばいいのである。



「商業ギルドの主幹調査官である。奴隷の不正売買容疑で取り調べる」


調査官は商家の中を自由に検閲できる。その為商家は何処も、隠したい帳簿類を秘密の隠し場所へと隠す。絶対見つからない場所へ・・・・・


彼は自信を持っていた。絶対見つからない!・・・・と。


ところが主幹調査官は、何故か帳簿類の隠し場所を熟知していた。


次々と秘密の隠し場所から、裏帳簿を接収していく。

最後に手を付けたのは、商会主が自分で設計して、

自ら作った奴隷売買帳簿の隠し場所。


その存在自体、彼しか知りえない場所なので、ありえない事だった。



商会主はその場で倒れ伏した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

商会の使用人・・・という名の盗賊達


「何だと!あの二人に逃げられただと!」

部下からの報告を受けた商会主は、慌てた声で叫んだ。


「はい。

女の子の方が便所に行きたいと、言いやがるんで連れて行ったのですが、窓から逃げ出しやがって」


「・・・勿論、お前達なら追い掛けたんだろうな」

呆れた声で確認する

「気が付いたら、もう居なくなってたんで

慌てて皆んなで、外へ探しに行ったんですが

見つかりません。


しばらく探して戻ってみると

今度は、男のガキが居なくなってたんで」


大きくため息を吐いて

「お前ら、その頭は飾り物か?あの二人は姉弟なんだ!

逃げた姉は、弟を助けにくるに決まっているだろ。

お前達は、先ず弟を影から監視して

助けに来た姉を、捕まえれば良かったのだ」


「あ、なるほど!旦那、頭良いですね」


「お前らの頭が悪いのだ。

少なくとも、あの姉弟よりな!」

頭を抱える商会主。

あの姉弟が表立って騒げば、面倒な事になる。


商業ギルドなどに直訴されれば、査察が入るだろう。


奴隷や専売品の裏帳簿は隠してあるので

まず、見つからないだろうが

他の痛くもない腹を探られるのは良くない。


いや、痛くないどころか、

専売品の横流しがバレれば、極刑間違い無しだ。


「お前ら!


事が発覚すれば全員処刑されるんだぞ。


もっと危機感を持て!


二人を探すんだ!見つけるまで徹底的に」


使用人達は、やっと事の重大性に気付き、大慌てで探しに行った。


商会を隠れ蓑にした盗賊は無事?退治されました。

次回はナイトの魔法が弾けます

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