碧海決戦 伝説の海賊は夢語る No.1 張り巡らされた罠
〖転移海底迷宮・アリアドネ〗
「まさか本当に剣技大陸に戻ってこれるとはなっ!槍雷魔法〖暴雷雨槍〗っ!!」
「囲まれていますね‥‥‥‥まさか。私達がこの場所に転移して来る事を予想していたとという事ですしょうか?神楽剣術・〖夜空の一刀〗」
アマル君とカグラが私達に飛んで来る大砲の玉に攻撃して、全てを撃ち落とした。
「だろうな。ではなければ、たった四人の俺達に対してこんな大船団を引き連れて現れやしない。コイツ等は本気だ。本気で俺達、〖七剣神〗の眷属と神ノ使徒の三人をこの海底に沈める気で来てやがる。目の前に目的の迷宮があるというのになっ!大海賊エスシスッ!!」
「鍛神アマルダか‥‥‥始めましてだな。そして、さようならだ。槍神の眷属殿‥‥‥‥撃てっ!イルミナッ!」
「了解です。撃ちまくりますっ!エクシス船長。船員の皆さん‥‥‥撃てっ!!!」
〖副船長・イルミナ・オマリー〗
「「「「オオオオオオオオオオッ!!!!!!」」」」
ドドドンンンッ!!!!!
ブルースケルトン。海魔獣。海魚。海のモンスターが幽霊船の様なボロ舟に乗りながら騒ぎながら大砲を私達に向けて再び放つ。
「‥‥‥‥ちっ!先にあの船団を潰さないと駄目か。レイカ姫っ!ユグドラッ!お前達はエクシスとモンスター共を指揮している奴を叩け。俺とカグラ・ヨルで船団を殲滅する」
「分かったわっ!突っ込むわよっ!エドワード君っ!カンナギ剣術・〖桜花足〗」
「‥‥‥少し無謀な策ですが。致し方ありませんな‥‥‥〖マグルスの杖〗よ‥‥‥力を貸して下さい」
私とエドワード君はエクシスとか言う人の元へと向かって走り出した。
「あの数を私とアマルダさんだけでですか?それは無茶では?」
「何を言っている?このくらいの難局打開できてこそ神の眷属だろう‥‥‥カグラ・ヨル。お前も列島大陸の〖黒龍〗が復活すれば何れ、眷属として選ばれんだろう?」
「‥‥‥‥何でそれをアマルダさんが知っておられるのですか?」
「長く鍛冶師をやっていれば魔法世界の秘匿を教えられる事がある。安心しろ、口外はしない。だから学べ。俺達、七剣神の戦い方をな。槍雷魔法〖暴風雷〗」
四方八方から放たれた砲弾が突然、起きた暴風雷雨に巻き込まれて爆発していく。
海底遺跡‥‥‥ううん。〖剣神の祠〗は元々、狭い場所たったのに‥‥‥‥
そんな事を考えているうちにエクシスとの間合いを一気に詰めた私はアルビオンを勢い良く振り下ろした。
ガキンッ!
「貴方、〖剣神の祠〗に何をしたの?」
「ハハハッ!俺好みに広げただけだぜ?広くて最高だろう?海底大港だっ!」
「私の思い出の場所なんだけど?戻しなさいよっ!」
「自分達の守るべき場所を留守にして、海外なんかに行くから。奪われるんだぜっ!しかし、七剣神の眷属のうち、一気に三人も減ったらどうなるんだろうな?北にはあの人も居るし。この大陸は〖神々の黄昏〗のモノになっちまうかもな。ハハハッ!」
「‥‥‥‥もしかして‥‥‥私達が渡航できなかった原因って‥‥‥‥貴方のせい?」
「罠や策とは蜘蛛が糸を張り巡らせるように緻密に、ゆっくりと、慎重に、我慢強くやるもんなんだぜ。そして、それが成功した時。最高の気分になるとは思わなねえか?赤髪の姉ちゃんっ!神代魔法(海)〖大海原〗」
大津波が私に向かってくる。そして、エクシスと私が居る空間がいきなり広がった‥‥‥‥いや居る場所が変わった?
「そろそろ。もらうぜぇっ!剣技大陸。ノルマ達成の第一号は俺で決まりだねぇ。〖代理人〗のダンナ‥‥‥‥」




