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港の怪物


『ティアマト地方』観光地〖ザキントス港〗


「魔剣学園の生徒の皆さ~ん!此方が魔法大陸が誇るザキントス港でございま~す!本日はこの海上港の見学をする予定になっております~!」


大魔道船〖アルケミスト〗の船上から降りると、観光ガイド?とか言う人が小さい旗みたいなのを振りながら走って来たわね、どうやら私達を案内してくれるみたい。


「遂に‥‥‥魔法大陸の地へ帰ってきたのう。数ヶ月しか離れていなかった筈なのに、なんだか懐かし気持ちじゃな」


「そう‥‥‥良かったわね。ユナ」


「うむ‥‥‥‥あやつもきっとこの魔法大陸の何処かに来ているに決まっておる。先ずは魔法新聞で情報を集めなければのうっ!ちょっと買い物に行ってくるぞ!レイカ」


ユナはそう言うとライトニング魔道店とか言う店の中に入って行っちゃった。


「買い物?てっ!どこ行くのよ。ユナ!もう少しすれば自由行動だって、担任のルクセン先生が言ってたじゃないっ!!」


「‥‥‥‥あの魔王。何を焦っているんだ?アレイ」


「ユナさんはこの魔法大陸に帰りたがっていたんですよ、アマルダ君。大事な人と再開したいと言っていましたし、その為の情報を集めたいのでしょう」


「大事な人と再開だと?‥‥‥‥魔法大陸は七大大陸で、もっとも広大な大地を有する大大陸だぞ?そんな大陸で特定の者を見つけるなんて至難の技だ」


「いえ、そうでもないみたいですよ。ユナさんいわく、ユナさんの大事な人は大変なトラブルメイカーで有名らしいですよ。あら?そろそろ生徒の引率として仕事みたいですね。アマルダ君」


「引率?‥‥何の話だ?アレイ」


「何言ってるんですか?アルケミスの企みで今度からアマルダ君は魔剣学園アルティアの教師に、私は非常勤務扱いで数週間に一度授業をする事に決まったじゃないですか」


「は?そんな話、俺は聞いていないぞ?」


「では、今、伝えました。行きますよ。アマルダ先生」


「は?お、おいっ!フードを引っ張るなぁ?!離せっ!アレイ!!!」


私の近くでアレイちゃんとアマル君が喋っているのを暇潰しがたら私が聴いていると、ライトニング魔道店の方からユナの叫び声が聴こえてきたの。


「なんじゃと?!!!ヘファイストス地方の大都市〖オアシス〗は壊滅の危機にあり、ヘスティア地方では〖教皇〗と新〖法王〗との内戦の後、〖法王〗側の勝利に終わり。新国家〖ルア・カトリク〗が建国?‥‥‥フレイヤ地方では〖五大列国〗のガリア帝国と〖レッドローズ〗〖アダマス〗の連合に旧五大列国の〖イグニッション〗の民が加わり、大戦へと移行、その後。ガリア帝国側はフレイヤ地方の大半の領土を失い、敗走‥‥‥‥尚、最近起こる他地方の出来事に〖担い手〗と呼ばれる人物が深く関わっていると噂されるが、現在は行方知れずとの事?‥‥‥‥あやつ、私が居ない間に何をやっておったんおじゃあああ!!!!」


ユナはそう叫ぶと魔法新聞を破ろうとしたけど、思い止まったのか数分、動かなかった。その後は何日分の魔法新聞を抱えながら私の方へに戻って来たわ。


「な、なんか分かったの?ユナ」


「‥‥‥‥うむ。あのお馬鹿は私がいない好き放題やっておった様だ。魔法新聞の記事とあやつの行動パターンを分析すれば今、何処に居るのかおおよその検討は予想できる」


「そうなの?良かったじゃないっ!案外、簡単に見つかりそうで」


「‥‥‥‥そうじゃな。見つけて再開したら、私がいない間に何をしていたのか洗いざらい吐かせてやろう。セツナめぇ!!各地方で暴れまわりおってぇぇ!!」


「なんか、元気になったわね。良かった、良かっ‥‥‥‥ん?なに?あれ?」


「む?どうした?レイカ」


「いや、漁港の方からなんかやって来るんだけど?‥‥‥‥‥」


「漁港?」



「あ、あ、あ、あ、‥‥‥‥見つけた‥‥‥‥神の遣い達‥‥‥こ、殺すわぁぁ!!!」

〖11の怪物クル・ヌ・ギア〗・ウム・ダブルチュ


「‥‥‥‥‥獣と鷲型のキメラ?何でこんな漁港に?」


「いや、レイカ‥‥‥あれは‥‥化物だっ!」



異物は突然現れた‥‥‥‥

現在、〖最終決戦でしたが何故か魔王と一緒に元の世界に帰還しました 〗とお話がリンクしてます。


よろしくお願いいたします。

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