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分殺


壊滅状態の〖試合会場〗


「えー、アレイ・ビクトリア選手は観客席へ無差別攻撃による危険行為により失格と見なされました‥‥‥そして、先程の破壊行為による損害の全ては後程、アレイ・ビクトリア選手へ損害賠償として請求されます。なお、今回の事で怪我をされたギルド職員と王都民意外の‥‥‥‥冒険者の方々は保証金等は一切出ませんので宜しくお願い致します‥‥‥‥選抜運営長・サイルより」


「ふざけんなぁ!!おいっ!俺は擦り傷だぞ!擦り傷!!損害賠償だっ!損害賠償!!寄越せ!!」


「俺なんて!アレイギルドマスターの生写真が黒焦げだぜ!弁償してくれよーー!!!」


「私なんて爪が割れたのよ!!どうしてくれるのよぉ!!!返してよ!私の爪!!!」


〖選手控え室〗


「‥‥‥この大陸の冒険者は皆、あぁも浅ましいのか?いや‥‥‥‥アホなのか?」


「冒険者なんてその日暮らしの放浪者ばかりですよ。魔王様‥‥‥それを統制するのが僕の自慢の師匠。アレイギルドマスターなのです」


「‥‥‥‥‥その自慢の師匠は魔法特殊部隊とやらに捕まって、何処へ連行されて行ったが?」


「あぁ、大丈夫ですよ。あれは全てアレイギルドマスターの教え子ですからな。しかも全て女性で構成されてる部隊ですしな。今頃、別の意味での拷問が始まっている頃でしょう」


「?別の意味での拷問」


〖魔法ギルド拷問室〗


「「「「「「アレイ様!!!」」」」」」


「や、止めなさい!貴女達!離しなさい!離してえぇぇ!!!服を脱がさないでえぇぇ!!!」



崩壊寸前の〖試合会場〗


「それでは準決勝大二回戦初め!」


「何処の誰かかは知れませんが最初から全力で行きます!お覚悟を!神楽剣術『妖灯籠』」


「へー!良い技ね‥‥‥‥でも、少し遅いわ!カンナギ剣術『紫陽花の舞』」


赤色と紫色の剣撃がぶつかり合う。


〖カンナギ王国・筆頭騎士レイナ・ヨル〗


九聖光〖神楽・ヨル〗の姉にして、カンナギ王家王女イリス・アルティア・カンナギ姫の専属の騎士である。


「‥‥‥‥‥貴女。良く見たらカグラに良く似ているのね」


「あぁ、貴女はカグラのご学友ですか?‥‥‥私はレイナ・ヨル。カグラの実の姉です‥‥‥‥何時も妹がお世話になっております」


「お世話?‥‥‥あぁ、そうよね。確かにあのお尻にはかなりお世話になってるわね。私は」


「お尻?‥‥‥‥貴女もしかして、カグラのお尻を良く触るとかいう変態のレイカさんですか?」


「‥‥‥‥‥誰が変態よ。誰が!私は心清いただのお尻好きなだけよ」


「あぁ、駄目ですね。貴女は姫様と同じ頭の可笑しな方なのですね」


「レイナ!!!誰が頭の可笑しな姫ですかあぁ!!!そこの変態さんと一緒にしないで下さい!一緒にっ!」


「誰が変態よ!ロリッ子体型!!刺すわよ!」


「何ですか?ヤるんですか?良いですわ。今、降りて行きますわ!」


「お止め下さい!イリス姫様。カンナギ王家の品を下げなさられる気です?」


「いや、王家の品なんて私がいる時点で駄々下がりよ」


「黙れ!尻好きの変態め。覚悟せよ。可愛い妹の敵今、取ってやる」


「いや、逆にもう取っちゃたわよ‥‥‥可愛い顔に似合わず大人びた下着を履いているのね。私、少し興奮したわー」


ピュンピュンピュンピュン!!!


私はレイナの下着(上下)を涼しい顔をして中指を立てて回した。


「は‥‥‥‥へ?」


変な声をあげ始めたレイナは上下のあれとあれを手で触り確認し始めた。


「キャアアア!!!あ、貴女って人は!!い、いつの間に私の下着を取ったんですか?」


「‥‥‥‥‥貴女の技を相殺した後、時間があったからバレないうちに抜き取ったのよ。凄いでしょう?最近、カグラを実験体に編み出した。〖下抜着影しもぬぎかげ〗って技なの。カグラってらこれで何回も私に下着を抜き取られてね。。その度に悶絶してるのよ」


「‥‥‥‥貴女は‥‥‥いや、貴様は此処で処す!!神楽剣術『扇桜‥‥‥‥」


「‥‥‥だから、遅いのよ‥‥‥‥カンナギ剣術『なぎ』」


ズバンッ!


「‥‥‥‥がぁ?‥‥‥‥何‥‥ですか?今のは‥‥‥‥?!」

ドサッ!


勝負は一瞬で決まった。カンナギ・レイカの一瞬だけの本気の手刀で筆頭騎士レイナは意識を刈り取られたのだった。


「ごめんなさい。貴女も後でちゃと隅から隅まで遊んであげるわね。カグラみたいに」


〖選手控え室〗


「変態じゃな~」


「変態ですな~」


「勝者!レイカ選手!!!」

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